【ドラフト候補】153キロ左腕がNPB入りへ猛アピール 大江海透投手 #北九州下関フェニックス

10月26日(木)に2023年のプロ野球ドラフト会議が行われます。

リーグ参入後2シーズン目を終えた北九州下関フェニックスからは、最速153キロ左腕・大江海透(おおえかいと)投手がNPB球団からの指名を待ちます。

大江海透選手プロフィール

  • 守備位置:投手
  • 生年月日:2000年1月13日
  • 身長:182cm
  • 体重:92kg
  • 左投げ左打ち
  • 佐賀県出身
  • 神埼清明高校ー久留米工業大学

大江投手は2000年生まれの23歳。神埼清明高校(佐賀)~久留米工業大学を経て2022年に福岡北九州フェニックス(当時)に入団しました。

初年度は怪我の影響で出遅れ、中継ぎからのスタートとなりましたが、6月から先発での登板が増え最終的は22試合に登板。6勝5敗の成績を残しました。9月22日の福岡ソフトバンクホークス3軍戦では、自己最速の151キロをマーク。「筋肉トレーニングの成果が出ました」と振り返りました。

シーズンオフは、大江投手と同じ佐賀県出身で、堤裕貴さん(元オリックス)が運営するスクール「DKC BASEBALL SCHOOL」の施設で、昨年フェニックスでプレーした北方悠誠さん(元横浜)と週3回ほどトレーニングを行い、キャッチボール、ノック、下半身のジャンプ系トレーニングを中心に行ったといいます。また、今シーズンよりフェニックスで投手コーチ(兼任)を務める松本直晃選手の指導の下、「逃げ出したくなるくらいのメニュー」(大江投手)で体幹を鍛えるなど、厳しく体を鍛え抜きました。

今年3月には「おかげで、体の使い方が良くなって楽な力で強い球が投げられるようになりました」と話した大江投手。155キロとNPB入りを目標に掲げ、今シーズンに臨みました。

初登板となった4月1日の大分B-リングス戦では先発で6回を投げ被安打1、7奪三振と好投。今季初勝利を挙げました。その後も先発での起用が続きましたが、5月の連休明けからは中継ぎ、セットアッパー、クローザーでの登板が中心に。8月27日の大分-Bリングス戦では2番手で登板し、自己最高の153キロをマークしました。

今シーズンは44試合に登板し5勝1敗2セーブの成績。防御率2.31で最優秀防御率のタイトルを獲得(予定/最終集計中)しました。

シーズン終了後には、昨年に引き続き「みやざきフェニックス・リーグ」に参加。10月16日の横浜DeNAベイスターズとの試合では最終回に登板し140キロ台後半を連発。1イニングを三者凡退に抑え、ドラフト会議に向け最後のアピールを行いました。トータルでは4試合に登板し、4回1/3を自責点1、防御率2.08の成績を残しました。

大江投手は試合後「NPB二軍相手にも真っすぐは通用しています。ドラフトに向けていいアピールができたので、指名されることを願うのみです」と話しました。

大江投手がドラフト会議で指名されれば、北九州下関フェニックスからは初のドラフト指名となります。

大江海透選手 過去のインタビュー

2023年2月実施

2022年6月実施

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