宮崎県で開催されている日本プロ野球の教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」に、10月9日(日)から10月17日(火)の9日間、北九州下関フェニックスの大江海透投手、高橋駿選手、コウキ選手が参加しました。
16日(月)にひなたサンマリンスタジアムで行われた、日本独立リーグ野球機構(IPBL)選抜対横浜DeNAベイスターズの一戦で、高橋駿選手が4打数4安打8打点という驚異の活躍を見せました。
2回表に一死満塁で打席に立った高橋選手。3球目をレフト前に弾き返し3者が生還。先制点となる3点をたたき出しました。続く3回にも一死満塁のチャンスに二塁打を放ち、この試合早くも6打点とします。3打席目は二死二、三塁からレフト前ヒットで2者を還し、この日8打点目。続く第4打席もレフト前に弾き返し、4打数4安打としました。
高橋選手はフェニックス・リーグで5試合に出場し10打数4安打、.400という成績を残しました。
16日はコウキ選手もスタメンで出場。フェニックス・リーグではまだヒットが出ていませんでしたが、2打席目で初ヒットを放ちました。コウキ選手はこの試合2打数1安打2打点の成績。高橋選手大活躍の呼び水となる、第一打席での四球が光りました。
また、大江海透投手は昨年に引き続きフェニックス・リーグに参加。16日の試合では140キロ台後半を連発。9回1イニングを三者凡退に抑え、26日(木)に迫ったプロ野球ドラフト会議に向け最後のアピールを行いました。トータルでは4試合に登板し、4回1/3を自責点1、防御率2.08の成績を残しました。
高橋駿選手
ーー今日は4安打8打点の大活躍でした
NPBのチーム相手にこの結果は気持ちよかったです。
ーー2打席終了で6打点でした。気分はいかがでしたか?
ノリノリでした笑
どんなボールにでも食らいつける感じなんでいい気分で打席に向かえました。
ーー初参加のフェニックス・リーグはいかがですか?
相手ピッチャーのボールが速い、強いというイメージで、気持ちが前に行ってしまい突っ込んでしまっていたんですが、だんだんボールに慣れてきて、今日やっと対応できたかなっていう感じです。
コウキ選手
ーー今日が初安打でした
とりあえずほっとしたのが一番です。全員初めて見るピッチャーだし球威もあるので苦戦していたんですが、今日対応できたので良かったと思います。
ーー初参加のフェニックス・リーグはいかがですか?
一軍でプレー経験のある投手とも対戦してすごいなと感じましたが、メンタルの戦いなので何とか食らいついていこうというイメージで打席に臨んでいます。
大江海透投手
ーーフェニックス・リーグここまでいかがですか?
NPB二軍相手にも真っすぐは通用しています。課題も残っていますが試合では結果を残しているんで自信につながっています。
ーー去年と比較してどうでしょうか?
レベルアップしてるところが自分でも再確認できてるんで、ドラフトに向けていいアピールができていると思います。
ーーいよいよドラフト会議です。今の心境は?
指名されることを願うのみです。残り試合全力を出し切ります。