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メジャーリーガー・大谷翔平選手(ロサンゼルス・ドジャース)が日本全国の小学校に3つずつ寄贈した野球グラブが、先月末から北九州市内の小学校にも届いています。
その“大谷グローブ”を使った野球教室が1月29日(月)にくきのうみ小学校(若松区)で行われました。
児童たちに野球を教えるのは北九州下関フェニックスの中村道大郎選手兼ヘッドコーチ、吉岡翼選手、中田航大選手の3人です。この日は、3限に4年生が36名、4限に6年生が35名参加しました。
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はじめに、中村選手がグローブの使い方とボールの握り方を教えます。
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その後は、3つのグループに分かれてキャッチボールを行いました。中村選手いわく「大谷選手のグローブのおかげで最初からみんな前のめりでした。女の子は野球に興味が持ちづらいのかなと思い不安でしたが、大谷選手の認知度が高いこともあり、何も心配することはありませんでした」とのことでした。
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キャッチボールに熱がこもってきたところで、終了の時間に。参加した子どもたちからは「グローブが軽くて使いやすかった」「またキャッチボールしたい」「これからもフェニックスの選手とかかわっていきたい」といった声が挙がりました。
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野球教室を終えた中村選手は「今日はキャッチボールにも『相手のことを思いやる』『相手のミスをカバーする』などの意味を込め、心のやり取りをできるツールであることを伝えられました。キャッチボールよりも高度なことも教えられると思うので、また小学校を訪問したいと思います」と振り返りました。
吉岡選手は「子どもたちがぐんぐん上達していったのが印象的でした。野球じゃなくてもいいので、体を動かしてすくすく育ってほしいです」と話しました。中田選手は「楽しかったです。子どもたちに元気をもらえたので、今シーズンさらに頑張ろうと思いました」と1カ月半後に迫った開幕戦に向け気持ちを新たにしていました。