コワーキングスペース「秘密基地」
そもそも秘密基地に来るようになったきっかけって何ですか?
中川さん
ナリシゲ
一緒になにか事業をやってこそのコワーキングスペースですもんね。Wi-Fiがあればいいって話じゃないんです。
でも、大半のコワーキングスペースはただのWi-Fiカフェになっているのが現状です。
そこはコワーキングスペースという言葉が間違って伝わってしまっているところだなと思っていて、とても残念に思います。
中川さん
ナリシゲ
それで、秘密基地に来てみたんです。第一印象は「人が多くてにぎやか」。
雰囲気も良く、気に入ったのでそれ以来小倉での活動拠点にしています。
秘密基地っていつも多くの人が出入りしていますよね?
アンダーグラウンドな場所にあるわりには人の通りは多く、いつも様々なプロジェクトが動いています。関われることもたくさんありますよ。
中川さん
ナリシゲ
確かに、来るたび誰かに声を掛けられているような気がします。GOP(ギラヴァンツ・オープンマインドプログラム)に参加したのも、先日リニューアルした小倉城の取材も、こちらのご縁がきっかけです。
創生塾で「知見と体験のシェアリング」
そのときに、創生塾がけっこういいんです。コワーキングのベースを揃えるんですよ。
中川さん
ナリシゲ
コワーキングのベースを揃える?どういうことですか?
一緒に仕事をしていくときには、僕らはフリーランス同士のやりとりじゃないですか。みんなそれぞれのスタイルやポジションがありますから、考え方が違うのは当然なんですよね。
でも、創生塾という場で、お互いのライフストーリーや生き残り術を講座を通して共有すれば、お互いのことをよく理解できます。
これが創生塾の目的である「知見と体験のシェアリング」です。
同じことをオンラインで行うには膨大なテキストを交換する必要があり、現実的ではないんですよね。
中川さん
ナリシゲ
中川さんとも会う前にSNS上で何度かやり取りをして、どんな活動をされている方なのかは何となく理解できていたのですが、会って話してからの情報量は、オンラインでのものとはまったく比べものにならないです。
そうなんですよ。やっぱりリアルなコミュニケーションって大切なんです。
で、日常の会話の中で「あなたは本当はどこを目指したいんですか?」なんて聞くことはなかなかないじゃないですか。でも創生塾にはそこがまとまっています。
秘密基地に集まるフリーランスや経営者が、どんな考えでどんな生き残り術を駆使しているか。
それを知ることができるのが創生塾の面白いとこですから。
中川さん
ナリシゲ
なるほど。ということは私も今回、創生塾の講師として自分の考えや生き残り術を話すわけですね。
その通りです。
ちなみにナリシゲさんは「本当はどこを目指したいんですか?」(笑)
中川さん
ナリシゲ
私は、北九州市を“情報発信都市”にできればと思っているんです。老若男女、みんなが好きなツールで北九州市のことを発信していくようになればいいなと。
自分が住んでいる北九州のことをもっと知ることができれば、地域に対する愛着が湧いてきて、シビックプライドも醸成されると思っています。
これらは東京にいたら実現できない、と思ったのも、Uターンの理由のひとつです。
それそれ!そういう話が聞きたいんですよ。
東京から北九州に戻ってきた人の話を聞きたいんです。
今後は北九州への移住やUターンが増えていってほしいので、ナリシゲさんの話を東京在住の人にも参考にしてもらいたいと思います。
中川さん
ナリシゲ
結構プレッシャーがかかりますね(笑)。
あと、これまで創生塾ではSNSやブログ、SEOやWordPressなどの講座は行ってきたんですけど、ライティングそのものの講座はなかったんです。
Facebookなどで文章を書かれる方も、自分で自分の文章を客観的に見ることってあまりないんじゃないでしょうか。
今回の講座は、そういった方の参考になればと思っています。
中川さん
ナリシゲ
ようやくいろんな話がつながってきました(笑)。
自分の考えや生き残り術を交えつつ、読みやすい文章を書くためのライティングについてお話したいと思います。
他の創生塾の講座もすべて自分が住んでいる地域を「こうしたい!」「こうじゃなければ!」という話の塊です。
というわけで、北九州を情報発信都市にしたい人は、創生塾へ。
11期は5月22日(水)スタートです。
中川さん
創生塾11期のスケジュール、内容はこちらのページでご確認ください。
https://www.souseijuku.com/schedule/
ナリシゲ
ありがとうございました!第2回へ続きます。
写真撮影:88graphic