福岡北九州フェニックスのホームゲームで2年ぶりの活動 北九州市立大学チアリーダー部WARRIORS

6月および8月に北九州市民球場で行われた福岡北九州フェニックスの試合でパフォーマンスを披露したのが、北九州市立大学チアリーダー部・WARRIORS。

九州六大学リーグに所属する同大学野球部の応援、地域や企業のお祭りへの参加を主な活動内容としてきたWARRIORSは、ここ2年ほどコロナ禍により十分な活動ができなかったそうです。

久々の本格活動となったフェニックスの試合でのパフォーマンスを終えた、WARRIORSのキャプテン・大内れもんさんにお話を伺いました。(取材日:8月9日)

北九州市立大チアリーダー部WARRIORSキャプテン・大内れもんさん

ーー福岡北九州フェニックスの試合でのパフォーマンスを終えていかがでしたか?

この2年間コロナ禍で演技をする機会がなかったので、フェニックスさんからお話をいただいたときにはとても嬉しかったです。
一方で、活動できない期間が長く私自身もチアリーダーとして活動できた期間は1年程度なので、キャプテンとして10人以上の後輩を引っ張っていかなければならないことに不安を感じていました。

後輩たちにとってはこの日が初舞台でしたし、私もお客さんがいる前での演技はかなり久しぶりでした。やはりお客様がいる中で自分たちが応援できるということがとても嬉しかったですし、これからも後輩たちにこういう機会を作ってあげたいなと。見てくださる方がいてこそのチアなんだなと改めて感じました。

ーー久しぶりの演技は緊張しましたか?

私はあまり緊張しませんでしたが、初舞台の後輩たちは緊張してました。

ーーグラウンドでの演技はやりにくくなかったですか?

北九州市民球場で行われた福岡北九州フェニックスのホームゲームでパフォーマンスを披露した北九州市立大チアリーダー部WARRIORSのみなさん

屋外での演技は風の影響を受けやすいんです。土のグラウンドでの演技自体が初めてだったので、どんなトラブルが起こるのか事前に予想をしながら演技を作っていくのが大変でした。

ーーWARRIORSの活動状況を教えてください。

創部は1996年です。現在は、4年生1人、2年生5人、1年生7人の部員13人で活動しています、練習は週1回、1回2時間行っています。

ーーコロナ禍の間は活動も大変だったんじゃないでしょうか?

今でこそ部員は13人いますが、私が2年生のときは新入部員が入りませんでした。そのときは先輩部員も6人くらいしかいなかったので、技も組めないし練習もできませんでした。
それでも私が1年生のときは普通に活動できていましたが、2年からコロナ禍で1年以上活動ができない状態が続きました。

ーー大内さんがWARRIORSに入ったきっかけを教えてください。

北九州市立大チアリーダー部WARRIORSの練習風景。大学の体育館のステージで行っていました

理由は大きくふたつです。
高校3年生の運動会でチアリーダーをしたとき、運動会の本番が大雨で満足いく演技ができなかったんです。チアに対する不完全燃焼の思いをそのままにしたくなかったので、もう1度チャレンジしてみたいと思っていました。

もうひとつは、大学の入学式でWARRIORSの先輩たちの演技を見たとき、全員初心者から始めたということを聞いたからです。初心者から始めてもこれだけの演技ができるんだと思い、自分にもできるかなと思い入部しました。

ーー入部してギャップはありませんでしたが?

入学式で初めて演技を見たときは、先輩たちがみんな笑顔だったのですごく楽しいんだろうなって思っていました。でも実際に入部して技をするとなったときに、タイミングがずれたら失敗してしまうという緊張感と重みの中でも笑顔を作らなきゃいけないことが想像以上に大変でした。私の初舞台のときに、先輩たちのすごさを改めて感じました。

ーー今後、卒業までは普通に活動できそうですか?

実はまだ、野球部の秋季リーグ戦で応援できるかも分からないんです。

通常だと11月に行われる大学祭「青嵐祭」での演技で卒部になるのですが、今年は開催されるか未定です。年末に行われる九州チアリーディングフェスティバルでの演技で卒部になるかもしれません。

ーー後輩たちに残していきたいことはありますか?

練習週に後輩にアドバイスをする大内さん

先日のフェニックスさんの応援もそうなのですが、スポーツの応援でも地域のイベントでも、主役は観客の皆さんで、私たちはあくまで応援する立場なので、まずは自分たちが楽しまないことには応援できないよというマインドを、残り4カ月で残していきたいなと思っています。

ーー卒業後の進路について教えてください。

大内さんは大学卒業後、教育系の業界に進むことに

教育系の業界に進みます。高校時代にも教師とかに向いてるんじゃないかと言われることが多かったんですが、教育職には全く興味がありませんでした。でもWARRIORSでの活動を通して、誰かを応援できることがすごく楽しいと思うようになりました。自分は勉強が好きで、あまり苦に感じたことはないので、同じように勉強したい人を応援していけたら、と考えています。
将来的には、教育格差の問題を解決できるよう、地方にも質の高い教育を届けられるような人になりたいと思ってます。

(取材協力:福岡北九州フェニックス