食事を通してJリーガーのパフォーマンスをアップ フードトレーナー・三戸真理子(みとまり)さん【KITAQ Style 1000Project No.2】

目標は「世界で指名していただけるフードトレーナー」

みとまり:「オンラインで食処方をお出ししたりしていますが、リアルでのパフォーマンスの確認を大事にしているので試合会場に出来るだけ行ってリアルで試合を観ています!」

ーー今後の展望をお聞かせください

みとまり「『世界で指名していただけるフードトレーナーになること』をずっと目標に掲げています。世界のトップアスリートに『みとまりさんにぜひフードトレーナーとしてついてほしい』って言われるように、認知度も実力もアップしたいです。

今関わっているアスリートにも、日本代表に入りたい、国立の舞台で戦いたい、パリオリンピックを目指している人はたくさんいます。二人三脚でしっかりステップアップしていって、彼らのサッカー人生を少しでも理想のものにできるような『最強の黒子』を目指す、というのがフードトレーナーとしての将来の展望です。

広い視野で言えば、日本人のサッカー選手がもっと世界で活躍できるような、その土台作りみたいなところもやりたいなと思っているんです。トップアスリートが競技だけに集中できるよう、フードトレーナーという存在がブレーンに入って冷静に判断するということが、標準装備になるといいなと思ってます。

昨年引退された中村憲剛選手からも『三戸さんがやってることって、サッカー選手全体に知ってほしいことだからもっと認知されるよう頑張ってね』と言ってもらったことが励みになっています」

みとまり:「ご自宅で奥様にお料理レッスンをさせていただきました!プロサッカー選手、三竿雄斗選手(大分トリニータ所属)」※提供写真

ーーサッカー以外ではどんなことを?

みとまり「食べ物の力に期待してくれてる方を増やしていくための活動をやっていきたいと考えています。

実際の食べ物で、自分にとって何が向いてるか向いていないかということを、もっと理解した方がいいなって思ってます。これはアスリートに限らず、人間のライフスキルとして。

自分にとって、どのぐらいの糖質量がベストであるとか、そもそも乳製品が体に合っているのかとか、そういうところを知ることができると、もっと人生が豊かになるはずだし、アレルギーとかアトピーとかそういう次元の話でなくなっていくし、疾患もどんどん減っていくと思っています。これは国の社会保障に関わることなので、手前味噌ですけどすごくいいことをやっていると自分では思っています」

みとまり:「体に届く食材を使って、ランチボックスもお作りすることもあります」※提供写真

ーー今後はどのような活動をされるんでしょうか?

みとまり「私は一貫して『食事って楽しいものだよ』と言っています。

パ―ソナルフードトレーニングや管理栄養士をつけることって、アスリートにとっては我慢が多くて嫌だというイメージを持ったり、一般の方にも、食事指導ってたくさん我慢しなきゃいけないんでしょ、と思われがちなんです。

でもそうじゃなくて、冒頭に話した『あなたのライフスタイルに合わせながら、大福とかを食べてもリカバリーできるよ。そういった知識を持っていきましょう』ということなんです。

そのことをもっと伝えていきたいなって思っているので、ブログやYouTube、SNSでの情報発信を強化したいと思っています。そうすれば、私が知らないところで誰かが私の考えを知ってくれることもあると思うので。

以前出した書籍(「「10代スポーツ選手のためのパーソナルフードトレーニング」)はターゲットを絞ったものだったので、今後はいろんな世代向けの書籍なども出版したいと考えています」

ーーありがとうございました。


キタキュースタイルではみとまりさんのコラムを毎月掲載しています。季節に合ったフードを分かりやすく紹介してくれます!

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