門司港でカフェ「四稀」の運営とマーケティング支援 岩本 成矢さん【KitaQ Style 1000Project No.10】

カフェ「四稀」内観

ーー街の課題で感じていることはありますか?

岩本さん「今35歳なんですが、同世代の人が少ないことが気になっています。
普段は違う年代の方とのお付き合いが多いのですが、それはそれで魅力的ではあって、価値観の広がりを感じられるようになりました。みなさんが門司港で生きていってどのように40歳50歳を迎えるのか、というところを自分がその年齢になる前に見ることができて、とても良かったと思います」

ーー街の活性化についてお考えになっていることはありますか?

岩本さん「僕が2019年に門司港に来る少し前は地方創生の話が今より盛り上がっていて、当時は自分も『街おこし』や『地方創生』をやりに行くのがいいなと思ってたんですよね。
でも、実際に門司港に移住して生活していくうちに、街をおこすとか、まち作りといったことは、やりたい人がフラッと地域に来てやるものではないんだな、と感じました。

以前、地域の人たちと話したときに、ひとりひとりがやりたいことを真剣にやって、何人もが形にしていったときに街ができる、ということを感じたこともあり、今は『街おこし』『地方創生』ではなく、目の前にある自分のカフェ事業とマーケティングの事業をしっかりやる、という意識に変わってきています」

ーー今後の展望をお聞かせください

岩本さん「今はカフェ事業とマーケティング支援の両方を突き詰めるべき時期だと思っています。カフェ事業はもうスタッフに任せているので、マーケティングを支援する事業をしっかりと作っていきたいです。
事業を手広くやる、というのは今のところ考えていませんが、『人を雇う』ことが必要だと思っています。
移住の話を具体的に進めていったときに、門司港という場所は気に入ってもらえても仕事の問題に突き当たります。企業として、地域に雇用を生むような事業を展開できればと考えています」

ーーありがとうございました!

~北九州市の“人”をもっと知る~ KitaQ Style 1000 Project 




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