「北九州市の“人”をもっと知る」がコンセプトのインタビュー企画・KITAQ Style 1000Project。
第10回は、門司港でマーケティング支援事業とカフェ事業を営む岩本 成矢さんをご紹介します。
ーー岩本さんが門司港に移住したきっかけを教えてください
岩本さん「元々は東京の広告代理店に勤めていました。Web広告の仕事でずっとパソコンに向かっていたのですが、パソコンの画面上だけの仕事ではなく目の前の人に喜んでもらえる仕事をしたいと思い、自分のお店を持ちたいと考えるようになりました。門司港でお店を開きたいという友人に、『一緒にお店をやろうよ』と誘われたことがきっかけで2019年の5月に移住しました。
カフェ『四稀』をオープンしたのは2020年の2月です。コロナ禍で不安もありましたが、周りの方々に手伝ってもらい無事にスタートをきることができました」
ーーご出身はどちらでしょうか?
岩本さん「横浜市戸塚区です。九州には過去に1度旅行で来たくらいで、特別な縁はありませんでした」
ーー門司港の第一印象はどうでしたか?
岩本さん「すごくいいところだと思いました。海も山もあって、観光地として門司港レトロ地区があって、さらに商店街側に個人商店が軒を連ねているところに街や人の魅力をすごく感じましたね」
ーー3年間住んでみていかがでしょうか?
岩本さん「東京だったら近所付き合いってそんなにないと思うんですが、門司港に来てからは晩御飯の差し入れをいただいたり、一緒に出かけたりと、街の人とのお付き合いが多くなりました。友人と居酒屋で飲んでいると、女将さんや常連さんと話すこともあって、人との距離感が心地よいです」