ーー話は変わりますが、北九州にきたきっかけをお聞かせください。
勝田さん「大学(北九州市立大)進学と同時に北九州に来ました。以降、ずっと北九州に住んでいます。
それまでは茨城県に住んでいたので、大学に進んでから住む部屋は、電話で不動産屋とやり取りして決めました。仮契約まで進んでいたんですが、その地域が治安が悪いということを友だちの友だちの友だちくらい遠い存在の方が教えてくださったんです。その方は、親戚の子を預かるかのように「新しい部屋を探すまでうちに来なさい」と言ってくれました。遠くに住む見ず知らずの大学生にそんなことを言ってくださる方って、なかなかいないと思いませんか?
結局その方には半年くらいお世話になっていました。その後もその方が持っている物件に結婚直前まで住み続けました。大学生なのに2DKとかに住んでいましたね。(笑)
今でも忘れないのが、一番初めにトランクひとつで北九州にやってきた日のことです。その日は大雨だったんですが、傘を持っていなかったんです。守恒駅で困っていた私にモノレールの駅員さんが「大学生ね、傘ないんね」と北九州弁で話しかけてくれました。で、傘をくれたんですよ(笑)。もらっていいんですか、みたいな。これからこんないい街に住めるということがとても楽しみになりました」
ーー勝田さんの普段の生活についてお聞かせいただけますか?

勝田さんのご自宅での英語教室の模様
勝田さん「自宅で英語教室を開いています。
元々はリクルートという会社で営業をしていたのですが、子どもが生まれたときに英語教室を始めました。英語教室は午後からなので、それまでの間時間があると思って始めたのがハンドメイドなんです。何かじっとしていられない性格なんですよね(笑)
中学2年生、小学6年生、3年生の3人の子どもと暮らしています。夜、英語教室を開いている間に子どもたちが夕食とお風呂の準備をしてくれているんです。夫が単身赴任中なので、家事はやれる人がやる、みたいな形になっています。
英語教室、マルシェなどいろいろとやっているおかげで、子どもたちに話せる話題はすごくたくさんあります」
ーーお子さんとはどんな話をされるんでしょうか?
勝田さん「最近、娘が私寄りになってきていて、起業したいって言い出しました。ドックフードのお店を開きたいそうです。自分で犬のおやつを作って、私が運営するマルシェで販売したいと言っています。
「ばらマルシェ」を開催している農事センターにはドッグランもあるので、いずれドッグマルシェを自分が主催したいという夢を抱いているようです」
ーーお母さんの活動が影響を与えているんですね。
勝田さん「子どもたちには「~したい」ではなく「~する」と言うように伝えています。自分の経験から、やりたいことがあったらまずやってごらん、そうしたら絶対に助けてくれる人いるから、と言っています」
ーー最後に、この先やってみたいと考えていることをお聞かせください。
勝田さん「やってみたいことはたくさんあるのですが、まずはやりたいと言い出した娘のペットフードのお店を応援しようと思います。自分自身のこととしては後期から大学で勉強をしようと今計画しています。英語教室を運営していることもあり、主に英語と教育について学ぶ予定で、10月から子供たちと机を並べて勉強します。もちろんマルシェのコーディネートも続けていきたいですし、やりたいことがたくさんありすぎて、やってみたいことを挙げるときりがないんですよね(笑)」
ーーありがとうございました!
「クリスマスマルシェ」開催のお知らせ
農業や健康をテーマとし、花農丘公園(北九州市立総合農事センター)において、自然の中で、ナチュラル志向、健康志向の家族で楽しめる「クリスマスマルシェ」を開催いたします。
開催日時・場所
開催日:2022年12月10日(土)11日(日)
時間:10時~16時(雨天決行)
場所:花農丘公園 北九州市立総合農事センター中央広場
(北九州市小倉南区横代東町1-6-1)
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