15連戦に臨むフェニックスが10-8で勝利 荒巻10勝目 吉岡2ラン 妹尾猛打賞(2022年9月9日) #福岡北九州フェニックス

【福岡北九州フェニックス10-8大分B-リングス(2022年9月9日) 北九州市立的場池球場】

9日ぶりの公式戦となったフェニックスは吉岡のホームランや妹尾の猛打賞などでB-リングスを圧倒。投げては先発の荒巻が6回3失点の投球で10勝目を挙げ、15連戦の初戦を勝利で飾った。

逆転優勝に向けて負けられないフェニックスは、満を持して今季9勝を挙げている荒巻 千尋(#34)をマウンドに送ります。

10勝目を挙げた荒巻

先制したのはフェニックス。2回にラモン(#38)の二塁打、吉岡 翼(#28)の死球、鈴木 理央(#12)の安打で二死満塁のチャンスを作ります。次打者の宇土 憲伸郎(#6)は三振に倒れますが、捕手の失策と悪送球により振り逃げが成立。ラモン、吉岡が生還し2点を先制します。その後、妹尾 克哉(#51)、神谷 建太朗(#2)の連打で2点を追加。4-0と試合の主導権を握ります。

猛打賞の妹尾はリーグ最多安打をキープ

2安打3打点の神谷

中8日の登板となった荒巻は、初回にB-リングス打線を三者凡退に打ち取る上々の立ち上がり。2回の一死三塁のピンチも切り抜けた荒巻でしたが、3回に二死一、二塁から3点本塁打を被弾。4-3と1点差に迫られます。

フェニックスはすぐさま3回には吉岡の2号2ランで2点を追加し6-3に。4回には妹尾の犠牲フライ、6回には神谷のタイムリーツーベースで9-3と6点差をつけて終盤に突入します。

3号2ランを放った吉岡はヒーローインタビューにも登場

荒巻は6イニングを投げ、被安打4、3失点で降板。2番手でマウンドに上がったのは、8月24日に入団した小川 隼平(#18)。
入団後2試合目の登板となった小川は、不運な当たりによるランニングホームランなどで4点を献上。中学時代に全国制覇経験を持つ右サイドスローの本領発揮とはなりませんでした。

2番手で登板した小川

3番手で登板したのは、8月31日にフェニックスに入団した福永 春吾(#75)。184cm、100kgの堂々とした体格から力感あふれる投球で1イニングを3人でピシャリ。元NPBの右腕の入団初マウンドは上々の結果となりました。

3番手で登板した福永

10-7と3点リードで迎えた最終回のマウンドには守護神・松本 直晃(#66)。先頭打者に本塁打を許しますが、後続を3人で打ち取り試合終了。フェニックスがB-リングスを10-8で下し、9月20日(火)まで続く15連戦の初戦を勝利で飾りました。先発・荒巻は10勝目。松本はリーグトップの18セーブ目を挙げました。

9回に3号ソロを放った宇土。再三のファインプレーで守備でも貢献

なお、8月31日に選手登録されたジョニー・セリス選手兼任コーチが「8番・DH」でスタメン出場。2打席2三振に終わりましたが、試合勘を掴んでくると怖いバッターになりそうです。

この日の勝利でフェニックスは通算成績が34勝29敗に。首位・火の国サラマンダーズとのゲーム差は4.5となりました。

                   
大分 0 0 3 1 0 0 4 0 1 8
北九州 0 4 2 1 0 2 0 1 X 10

【バッテリー】荒巻、小川、福永ーラモン/松本ー秋庭

【本塁打】吉岡2号2ラン、宇土3号ソロ


次回ホームゲームは9月12日(月)、ダイハツ九州スタジアムで行われる大分B-リングス戦です。

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