作・演出に松井周を迎え創作する、“疑似家族”がテーマの物語
北九州芸術劇場がアーティストと2年間タッグを組み劇場オリジナル作品を創作するクリエイション・シリーズ。その第2弾として、これまで北九州芸術劇場プロデュース作品『ハコブネ』やリーディングセッション『ジョン・シルバー』にも携わり、近年ではNHKの脚本開発チームWDRプロジェクトのメンバーに選出されるなど幅広く活躍するサンプルの松井周を迎え、新作を上演します。
現実と虚構、モノとヒト、男性と女性、俳優と観客などあらゆる関係の境界線を疑い、踏み越え、混ぜ合わせることを試みている松井氏が、北九州で創作する“疑似家族”がテーマの物語。その上演にあたり出演者を募集いたします。幅広い地域・世代の方にご応募いただけますと幸いです。
作・演出 松井周(まついしゅう)
1972年東京都出身。1996年劇団「青年団」に俳優として入団後、作家・演出家としても活動を開始する。2007年劇団「サンプル」を旗揚げ、青年団から独立。バラバラの自分だけの地図を持って彷徨する人間たちを描きながら、現実と虚構、モノとヒト、男性と女性、俳優と観客、などあらゆる関係の境界線を疑い、踏み越え、混ぜ合わせることを試みている。近作に『変半身(かわりみ)』(2019年共同原案:村田沙耶香)、ホリプロ『てにあまる』(2020年演出:柄本明)など。2011年『自慢の息子』で第55回岸田國士戯曲賞を受賞。伊、仏、米、台湾に続き韓国では2020年から3戯曲が翻訳上演されるなど国内外で支持を集めている。
久しぶりに北九州で作品をつくらせていただきます。疑似家族がテーマになるとは思いますが、正確に言うと疑似家族をトレーニングする施設の話です。今回、北九州で取材をさせていただくうちに色々とやってみたいことが溜まってきました。演劇をつくるつもりではありますが、僕の中では新しい遊びをつくってみる感じに近いです。沢山の人にお会いできたら幸いです…よろしくお願いします!
概要
5月13日(土)一次審査、14日(日)二次審査
両日ともに10:00~21:00
※合格者は5月15日(月)に事前稽古と写真撮影あり
北九州芸術劇場 小劇場、創造工房・稽古場
高校生以上、舞台経験不問、心身ともに健康な方、
9/23~10/29および11/4~5の稽古・本番に必ず参加可能な方
10名程度
4月17日(月)必着
必要事項を記入し郵送またはメールにて申込
※詳細は劇場HP(http://q-geki.jp/events/2023/creationmatsui/)をご覧ください。
〒803-0812 北九州市小倉北区室町 1-1-1-11 北九州芸術劇場
クリエイション・シリーズ出演者募集係 (担当:山下・黒﨑)
TEL 093-562-2620 FAX 093-562-2633 MAIL kitageki@kicpac.org