【福岡北九州フェニックス選手インタビュー】走攻守三拍子揃ったプレースタイルで魅了 大河（松尾 大河）選手

–フェニックスの試合を初めて見るときはどこに注目するのがいいですか？

大河選手「チーム内でのコミュニケーションは、ラモンやルーカスがいるので日本語以外に英語やスペイン語が交じることが多いです。グラウンドでのやり取りを聞くと面白いと思います。
フェニックスには海外でのプレーを経験している西岡監督やジョニーコーチ、ラモン、ルーカス、妹尾がいるので、プレーの面でも海外流を取り入れています。例えば日本だと、打球を処理するとき正面に入るように言われると思うんですが、海外だと半身になって逆シングルで取ることもあるそうです。このやり方のほうがアウトにできる可能性が上がるようなので、試合でもこういうプレーをしたいと思っています。ややマニアックな楽しみ方かもしれませんが、華麗な守備を見てもらえたらもっと楽しめると思います」

–大河選手のセールスポイントを教えてください。

大河選手「積極性、負けず嫌い、元気です。プレーをするときの気持ちでは絶対負けません」

–今後の展望をお聞かせください。

大河選手「キャリア的には自分の経験を後輩に伝えていく立場だと思いますが、選手としてもずっと結果を求めて野球を続けていきたいと思います。
年齢的に野球人生の終わりを意識することもありますが、今は北九州でのプレーを楽しんでいます」

–最後に、残りのシーズンの意気込みをお聞かせください

大河選手「現在首位打者（2022年5月27日現在）なので、ずっとこの位置を守って最終的には首位打者のタイトルを取りたいです。試合に勝てばもちろん嬉しいですし、その先には優勝ということがありますが、それよりも目の前の試合に集中して、ファンの人たちに楽しんでもらうのが一番だと思います。
チームとしては、やることをやって最終的に優勝という形で終わりたいです」