【北九州下関フェニックス5-7火の国サラマンダーズ(2023年4月30日) 筑豊緑地野球場】
約1カ月ぶりにホームゲームに臨んだ北九州下関フェニックス。薮 怜汰(#10)の2ランで一時は逆転しましたが、終盤に突き放され敗戦。今季成績を6勝7敗とし、今季初めて勝率が5割を切りました。
フェニックスはこの日の試合前、松田 康希選手(登録名:コウキ)選手の入団を発表。負傷欠場の吉岡 翼(#28)の穴を踏めるべく、「1番・ライト」で先発出場しました。
先発は中7日で大江 海透(#17)。雨天中止となった昨日からのスライド登板となります。
大江は先頭打者を切って取りましたが、二死二塁からサラマンダーズの4番・サンチェスにタイムリーヒットを浴び先取点を許します。
フェニックスは2回裏、ここ3試合先発出場が続く薮 怜汰(#10)がチーム初安打を放ちます。二死一、二塁かから8番・武蔵(#9)にタイムリーが飛び出し1-1に。試合を振り出しに戻します。
その後、大江とサラマンダーズ先発・宮澤 怜士の好投で5回まで両チームとも得点を挙げられません。
試合を動かしたのはサラマンダーズでした。
6回表、ヒットと盗塁で無死二塁とすると、2番・晴樹がタイムリーツーベースを放ち、2-1とリード。
すぐさまフェニックスも反撃に移ります。
大河(#23)を二塁に置き、地元でのスタメン出場に気合いの入る薮が打席に入ります。薮は2-1からの4球目をしっかりと振り抜き、打球はレストスタンドをオーバー。今季2号となる2ランでフェニックスがこの試合初めてリードします。
しかし6連勝中と勢いに乗るサラマンダーズは7回、2つの四球と3本のヒットで3点を奪い再逆転。8回、9回にも1点ずつを追加します。
久々のホームゲームを勝利で飾りたいフェニックスはサラマンダーズに食い下がります。
8回に、この日途中出場の宮本 貴章(#27)のタイムリーで1点を追加すると、9回は横山 晴人(#24)のツーベースと平間 隼人(#0)のレフト前ヒットで一死一、三塁とします。続く大河の当たりはサード前に転がり内野安打に。1点を加え、なおも一死一、三塁と長打で逆転のチャンスを作ります。
しかしフェニックスの反撃もここまで。続く中村 道大郎(#1)が併殺打に倒れゲームセット。フェニックスは久々のホームゲームを勝利で飾ることはできませんでした。
フェニックスの先発・大江は5回を投げ被安打5、奪三振5、2失点という投球内容でした。6回には2番手・櫻井 政利(#21)が無死一、二塁のピンチを併殺打と外野フライで切り抜けました。
また、9回表の守りで霜門 佑哉(#2)が今季キャッチャーで初の試合出場。無難に1イニングを守り抜きました。
この日の敗戦でフェニックスの通算成績は6勝7敗に。今季初めて勝率が5割を切りました。
火の国サラマンダーズ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 1 | 1 | 7 |
北九州下関フェニックス | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 1 | 5 |
【バッテリー】大江、櫻井-武蔵/橋爪、本野、北見ー田中/高良、松本ー霜門
【本塁打】薮2号
次の試合:5月3日(水・祝) 対宮崎サンシャインズ(県営春日公園野球場) 13時プレイボール