万能グローブ ガラパゴスダイナモス第30回公演「運動会をやりたくない」 福岡・東京で上演

福岡の劇団・万能グローブガラパゴスダイナモスが、3年ぶりに東京・福岡2都市ツアーを実施することを発表しました。

作品は「運動会をやりたくない」。
2月9日（木）～12日（日）に東京（下北沢）で、3月2日（木）～5日（日）に福岡（博多）で上演されます。

万能グローブガラパゴスダイナモスは2021年に北九州芸術劇場で行われた「『劇トツ×20分』2021」で優勝し、2022年4月に「甘い手」で同劇場に初登場を果たしました。

同年7月に前年チャンピオンとして参加した「『劇トツ×20分』2022」では惜しくも2位となってしまいましたが、存在感を十分にアピール。そして9月には、西鉄ホールで「この中に裏切り者がいますよ」を上演。10年ぶりの再演となる同作品で会場を大いに盛り上げました。

本年は、同劇団に所属する友田宗大さんが「DJ MUNE」として、北九州市に本拠地を置くプロ野球チーム・福岡北九州フェニックスやプロフットサルチーム・ボルクバレット北九州のスタジアムMCとして会場を盛り上げました。また、同劇団を主宰する椎木樹人さん、友田さん、脇野紗衣さん（北九州市出身）の3人は、12月9日（金）～11日（日）の3日間上演された「山笠キックボーダーズ」で、小倉城武将隊で脚本・演出・細川忠興役を演じる大神拓哉さんと共演しました。

万能グローブガラパゴスダイナモスとは

2005年旗揚げ。一貫して「笑い」にこだわり、ワンシチュエーションコメディをはじめ、緻密な構成と大胆な展開のストーリーは、舞台関係者は勿論、世代を問わず演劇を観た事がない層にも高い評価を得ている。
毎年ツアー公演を行い、各地で前売り券が完売するなど、その人気は福岡にとどまらない。
近年ではSFの要素をミックスしたり、博多弁を使用したりと新たなスタイルの模索にも余念が無い。
2020年、劇団結成15周年で、一ヶ月ロングランを敢行。
2021年、北九州芸術劇場にて開催された九州の演劇人たちによる“演劇バトル”『劇トツ×20分2021』初出場初優勝
2022年、『甘い手』でCoRich舞台芸術まつり！2022春準グランプリ、最多クチコミ賞、演技賞（横山祐香里）の3部門を受賞。
コロナ禍でもあゆみを止めることなく、福岡の演劇・エンタメシーンにおいて存在感を示している。
また、ラジオ番組・映像作品の作成、TV・ラジオ出演、CMナレーション、イベントの主催・参加など、様々な形でコンテンツを発信するクリエイティブな集団である。

「運動会をやりたくない」あらすじ

博多弁飛び交う地方都市クツワダのとある区域。
街は日々姿を変え、人や建物、新しいものと古いものが入り混じる。
あっという間に変わっていく、そこそこ歴史ある街の片隅で声が響く。
「運動会って、やらないかんと？」
大玉転がり、大縄くんずほぐれつ、バトン飛び交う白熱の議論。伝統ある住民参加の地域運動会。やる？やらない？
今こそ白黒つけようぜ、いやそこは、紅と白で！
（万能グローブガラパゴスダイナモス公式ホームページより引用）

【出演】椎木樹人／石井実可子／野間銀智／友田宗大／脇野紗衣／澤柳省吾／千代田佑季／杉山英美

【作・演出】川口大樹（万能グローブガラパゴスダイナモス）
【舞台監督・舞台装置】中島信和（兄弟船）
【照明】太田勝之（サム）
【音響】大谷正幸（九州音響システム）
【演出助手】つじむらかほ
【小道具】石井実可子
【衣装】千代田佑李
【宣伝美術】野間銀智
【舞台写真】藤本彦
【記録映像】フィルムラボ
【主催・企画・製作】万能グローブガラパゴスダイナモス
【制作】泰川美喜・古賀駿作・⻄山明宏
【制作協力】スリーオクロック
【後援】福岡市・（公財）福岡市文化芸術振興財団