
北九州下関フェニックス 0-4 火の国サラマンダーズ(5月23日・北九州市民球場)
北九州下関フェニックスは5月23日、ホームの北九州市民球場で火の国サラマンダーズと対戦した。逆転での前期優勝に向けて負けられない一戦だったが、首位を走るサラマンダーズの投手陣の前に打線が沈黙。0-4で敗れ、前期優勝の可能性が消滅した。

フェニックスの先発は千脇諒太。今季加入した左腕は先発陣の一角を占め、今季4勝1敗と好調。前期優勝を懸けたホーム最終カードに送り出された。千脇は初回こそ0点に抑えたものの、2回に1失点。さらに5回にも1点を奪われた。
フェニックスはここ数試合機能しているマリーク、井町爵久の1・2番コンビで大事な試合に臨んだ。6番には約1ヶ月ぶりのスタメン起用となった實松泰が入る攻撃型のオーダーだ。しかし5回まで4安打を放ったものの、チャンスを広げられずスコアボードに0を並べた。


6回表、平間監督が「予想外だった」と振り返った2ランホームランを浴び、0-4とリードを広げられた。千脇はこの回で降板。7回以降は伊藤秀樹、森根匠、谷岡楓太が無失点でつないだ。森根、谷岡は140キロ台中盤を連発するなど、持ち味を十分に発揮した。打線はヒットこそ出るものの、併殺や走塁死などで好機を広げられず、最後まで本塁が遠かった。

試合後、平間監督は「完敗でした」と振り返った。前期優勝を逃す結果となったが、「2位で通過しないとトーナメントの組み合わせも変わってくるので、明日からきっちり勝っていく」と次戦での立て直しを見据えた。
一方で、前期を通じた収穫にも触れた。序盤は4連敗を喫し、かみ合わない試合が続いたが、「1勝してからは流れを持っていけた。だんだんチームができてきた」と手応えを口にした。若手選手の成長についても「下からの底上げにつながってきている」とし、チーム力のさらなる向上に期待を寄せた。
前期優勝は逃したものの、シーズンは後期、そして年間王者を争う戦いへと続く。平間監督は「シーズンは続いていくし、まだ総合優勝は狙える」としたうえで、ファンに向けて「応援に応えるべく、一戦一戦勝っていきたいので、明日からも応援よろしくお願いします」と締めた。

