【北九州下関フェニックス 3-4 坡州チャレンジャーズ[9回特別ルール](2024年2月27日) オーヴィジョンスタジアム下関】
2023年11月に連携を発表した北九州下関フェニックスと韓国の独立球団・坡州(パジュ)チャレンジャーズとの間で、2月27日(火)に交流戦が行われ、フェニックスが8対0で勝利しました。
この試合はフェニックスにとって2024年シーズン最初の対外試合であり、松本直晃新監督のデビュー戦でもあります。松本監督は、先発マウンドに3年目の右腕・荒巻千尋を送ります。
荒巻は3イニングを投げ、被安打1で無失点の好投。四球を3つ与えましたが「オープン戦初戦ということでオフのトレーニングの成果を出したかったので力を入れて投げました。いろいろと試してみたので球数が多くなったのが反省点です」と試合後に振り返りました。
投手陣では2番手で登板した川﨑大輝が粘り強い投球で持ち味を発揮。試合を締めた大山樹生も力のあるストレートを投げるなど順調な仕上がりを見せました。
昨シーズン中軸を務めたモタ、大河が抜けた穴をどう埋めるかが注目される打撃陣。この日の打順は下記の通りでした。
6平間
4河野
8吉岡
3和希
9薮
Dヤン
7鈴木
5漁野
2藤木
昨年主にセカンドを守った平間がショートに回り、大分B-リングスから移籍の河野颯太がセカンドに入りました。サードは新加入の漁野海人が、ファーストは在籍2年目の和希が就きました。外野は左から鈴木理央、吉岡翼、薮怜汰の並びで、指名打者には19歳の新人ヤン・ジェムンが入りました。
序盤こそチャレンジャーズの投手を打ちあぐねたものの、3回に漁野、藤木の連続安打をきっかけに先取点を挙げます。
4回には相手の守備の乱れをつき2点を追加、7回に3点、8回に2点と着実に加点し、8-0と大勝。松本新監督に「初勝利」をプレゼントしました。
吉岡新主将は試合後「今季初の対外試合なので初球から振って実践に慣れることを意識しました。今季『走塁』をテーマのひとつに掲げている中で、7回に薮の好走塁で得点を追加できたのが収穫でした」と話しました。
坡州チャレンジャーズとの交流戦は28日(水)にも行われます。プレイボールは11時。本日と同じくオーヴィジョンスタジアム下関で行われます。
坡州チャレンジャーズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
北九州下関フェニックス | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | 8 |