–映画のエキストラをやろうと思ったきっかけを教えてください
津村さん「前職の自衛官のとき、映画『図書館戦争』の撮影で駐屯地で北九州フィルムコミッションさんをバックアップしたことがあったんです。そのときに僕が自衛隊側の窓口として、撮影がスムーズにいくようなお手伝いをさせていただいたのがきっかけです。このときはエキストラもやりました。
僕の中でエキストラは『お祭り』なんですよね。普段はなかなか会えない人とのご縁が繋がります。『図書館戦争』で一緒になったキャストの俳優さんとはいまでも付き合いがありますし、撮影で一緒になったスタッフの方もその後お店に来てくれました。撮影現場はご縁が繋がるいい場所だと思っています。
映画って、わずか数秒のシーンを撮るのに、多くの職人たちが時間をかけてこだわりを見せるんです。通常の生活では、なかなか味わうことができないことばかりで、そういう非日常を体験できるのがいいかなと思っています。
エキストラは、まさに僕の人生のスパイス的な存在です」
–津村さんご自身がこの先やりたいことを教えてください
津村さん「僕は絵や字を書いたりするのが好きなんで、そういったものを国内、海外に発信して行きたいと考えています。
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日本はどうしてもそのアートに対する評価が低いので、アートの価値が少しでも上がるように発信を続けたいと考えています。個展や写真展にお店を貸しているのはそういう意味合いもあるんです」
–将来、「Oneness Coffee Brewers」をどんな場所にしていきたいですか?
津村さん「『Oneness Coffee Brewers』は“さまざまな人が集う場所”であり続けたいと思っています。
僕はオーナー業にはあまり向いていなくて、人を管理することも苦手だと思っているので、ここを僕が死ぬまで働けるような場所にしたいと考えています。カフェの経営を続けながら、自分が楽しいと思うことをずっとやっていけるといいですね」
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