【インタビュー】北九州下関フェニックス 中田航大選手

中田航大選手 インタビュー

中田航大選手プロフィール

守備位置:外野手

生年月日:1999年5月8日

身長:176cm

体重:80kg
右投げ右打ち

長崎県佐世保市出身

佐世保実業高校ー久留米工業大学ー伏木海陸運送

●2023年のシーズンを振り返っていかがでしょうか?

去年は全く自分の思ったような成績が出せなくて、悔しいシーズンになりました。

●どの辺りに悔しさを一番感じていますか?

打率が3割いかなかったことと、あとは盗塁数が18個に終わったことです。自分の中ではまだまだいけると思っていました。出塁率を上げられなかったことにも満足していません。

●独立リーグ初年度でしたが手応えを感じた部分はありますか?

盗塁に関しては、出塁すれば走れるなと思ったので、出塁数を増やせば、盗塁の数も増やせるという感覚を持ちました。出塁したら必ず盗塁する、というイメージで1年間やっていきたいですね。

●昨シーズンの印象に残っている試合があれば教えてください。

東亜大学の学生がオーヴィジョンスタジアム下関に応援に来てくれた試合が印象に残っています。ベンチで応援の音や声を聴いていて、やはり応援って力になるなと思いました。

●今年のフェニックスの雰囲気はどうですか?

ヘッドコーチに(中村)道大郎さんが就任し、選手とキャプテン、ヘッドコーチの距離が近く、意見交換がしやすいと感じています。道さんも柔軟に僕らの意見を聞いてくれるので、自分の考えを言いやすい環境なのかなと思います。

●今シーズンに向けてどのような準備をしましたか?

年齢的にもNPBを狙える最後のシーズンだと思っています。体作りからしっかりやろうと思い、去年のオフに体重を10kg増量して、1年間試合に出られる体を作りました。去年より一回りぐらい、大きくなったと思います。

●今シーズンの目標をお聞かせください。

打率は3割を目指し、盗塁は去年の倍の36個を目標にしています。チームとしての目標は優勝です。

●優勝に向けて足りない点をどのように感じていますか?

チーム打率はリーグで1位でしたが、盗塁阻止率や盗塁数が十分でなかったので、打つ、守るだけではなく細かい部分をもっと詰めていければ、優勝に近づいていくと思っています。大河さんやモタが抜けて、個の力は落ちていると思いますが、(吉岡)翼さんがキャプテンになってこれからまとまりも出てくると思うので、団結力で他のチームを圧倒したいですね。

●最後にフェニックスのファンに意気込みをお願いします。

今シーズンは、監督やキャプテンをはじめメンバーも大きく入れ替わりました。これまでのフェニックスの雰囲気に、キャプテンの翼さんが色を付けてくれると思うので、ファンの方々には試合を楽しんでもらいたいです。
個人的には、今年はラストシーズンのつもりで野球をしっかりと楽しみたいと思っています。