【インタビュー】北九州下関フェニックス 平間隼人選手兼任野手コーチ

平間隼人選手兼任野手コーチ インタビュー

平間 隼人選手プロフィール

守備位置:内野手

生年月日:1996年12月16日

身長:171cm

体重:75kg
右投げ左打ち

徳島県出身
鳴門渦潮高校ー徳島インディゴソックスー新田電設ー徳島インディゴソックスー読売ジャイアンツ

●2023年のシーズンを振り返っていかがでしたか?

個人としてもある程度成績を残せましたし、久々の独立リーグでのプレーは楽しかったのですが、勝てる試合を落としたりして優勝できなかったのが悔しいです。

●勝てる試合を落としたのはチームに足りないところがあったということでしょうか?

実力は大して変わらないのに、投打のバランスでは火の国(サラマンダーズ)の方が上だったかなと思います。フェニックスに隙があったというか、向こうは耐えてこっちは耐えきれなかったみたいな部分が多かったかなとは感じています。個々の実力差はなくても、チームでの戦いだと差が出てくるのが野球の難しさであり面白さだと思います。

●個人としてもシーズン100安打まであと1本でした

100安打は達成したかったんですけど、あと一歩でしたね。

●今年はコーチ兼任となりましたがコーチのオファーを受けたときはどのように感じましたか?

いずれは指導する立場になりたいと思っていましたが、思っていたより早く機会をいただきました。今までやってきたことを若い選手に伝えつつ、自分も新しいものを取り入れていきたいと思います。

●兼任コーチという立場には慣れましたか?

最初は大変でした。首脳陣からは選手メインで考えてくれと言われているので、まずは自分のことを最優先に、結果を求めていきたいと思っています。自分がやってないのに選手にやれと言っても説得力がないので、まずは自分の姿勢などを見せて、それを吸収していってくれたらと思います。

●思い描いているコーチ像はありますか?

何でも言い合える、コミュニケーションを取りやすいコーチでありたいなと思います。コーチにはこう言われたけどちょっと違うな、と思った経験が僕にもあります。そういうときでも気軽に質問ができれば良い方向に向かうと思うので、一方的なコミュニケーションにならないように心がけます。

●今年のフェニックスの雰囲気はどうですか?

雰囲気はいいと思います。新入団選手ともコミュニケーションを取って、なるべく早めにチームが結束できればいいかなと思います。

●去年と変わったところはありますか?

首脳陣もガラッと変わりましたし、選手も半数程度入れ替わって年齢層が若くなりました。野手に関しては、練習での振る量も捕る量も倍以上に増えていて、良い時期を過ごしていると思います。

●選手が大幅に入れ替わったのでチームとしてのプレースタイルも変わりそうですね。

去年は、ある程度固定されたメンバーの中で主軸が打って、というチームでした。チーム打率は3割超えていましたが、ここぞというときに打っていたのは主軸だけでした。

今年は大河、モタ、宇土の抜けた穴を、控えの野手も含めて全員でバランスよく埋めていきたいと思います。誰か1人が毎日打つのではなくて、その日誰かが打ってヒーローになってくれれば、チームとしての底上げができて強くなると思うんです。

●今年の平間選手個人の目標をお聞かせください。

チームとして、走力と盗塁という課題を持っています。そこを僕が担当しているので、まずは進んでやって見せたいと思います。

打つ方は、去年99安打だったんで100安打を目指します。チームが勝つためのプレーを心がければある程度の個人成績は残せると思っています。去年同様、全てのランキングの上位にいられると良いですね。

自分のイメージする最高の野球選手である「打って走って守れる選手」を目指して頑張っていきます。

●チームの目標は?

チームができて3年目ですし、そろそろ優勝したいですね。