2022年からプロ野球独立リーグ「ヤマエ久野 九州アジアリーグ」に参入している福岡北九州フェニックスの選手インタビュー・第10回は大河(松尾 大河)選手(背番号23)。
大河選手は1998年生まれ。大阪府茨木市出身。2016年、秀岳館高校(熊本)3年時に春夏連続甲子園に出場(ともにベスト4)。大会後、侍ジャパンU-18代表に選出されました。同年10月のプロ野球ドラフト会議で横浜DeNAベイスターズから3位指名を受け3年間在籍。2022年に福岡北九州フェニックスへ入団しました。
–開幕からの約2カ月を振り返っていかがでしょうか。
大河選手「満足できる成績を残せており、いい2カ月を過ごすことができています」
–大河選手がフェニックスに入団したのは西岡監督が声をかけたのがきっかけだと聞きました。
大河選手「西岡監督とは元々深い面識はありませんでした。昨年(2021年)、琉球ブルーオーシャンズに在籍中に、9月にBCリーグの茨城アストロプラネッツに派遣され、西岡監督が在籍していた栃木ゴールデンブレーブスと試合をしたときに初めてお会いしました。
その後、当時茨城でチームメイトだった妹尾(克哉 選手)から連絡が入って、西岡監督に連絡先を教えてもいいかって話になりました。後日西岡監督から連絡がきて、すごく驚いたことを覚えています」
–フェニックスが新設1年目のチームであることに不安はなかったですか?
大河選手「1年目のチームということで、どういうスタイルのチームになっていくのかなという不安はありましたが、野球をすることには変わりないので。あとはもう監督を信じるしかないという思いでした」
–西岡監督ってどんな方でしょうか。
大河選手「人に対しての接し方も、発する言葉もまっすぐで、とても格好いいと思います。ついていきたいなと思わせてくれる、大好きな方です」
–フェニックスはどんなチームだと感じていますか?
大河選手「1年目から火の国サラマンダーズとも大分B-リングスとも五分の戦いをしていることもあり、両チームからはやりづらい相手だと思われているんじゃないでしょうか」
–どの辺がやりづらいと思われているんでしょうか。
大河選手「フェニックスの特徴である自由、明るさ、ノリが前面に出ているから、というのがひとつの理由だと思います。誰かが乗ったら別の誰かがそれについていって、試合の流れを一気に変えてしまうところを相手は嫌がるんだと思います。」