2022年からプロ野球独立リーグ「ヤマエ久野 九州アジアリーグ」に参入している福岡北九州フェニックスの選手インタビュー・第4回は大江 海透投手(背番号17)です。
大江投手は2000年佐賀県生まれ。神埼清明高校(佐賀)から久留米工業大学を経て、2022年に福岡北九州フェニックスへ入団しました。ケガで出遅れたものの、5月には中継ぎで7試合に登板し2勝を挙げる活躍。試合の流れを変える好投を続ける大江投手に話を伺いました。
–開幕して2カ月が経ちました。ご自身の成績を振り返っていかがでしょうか?
大江投手「キャンプ中のケガが原因で1ヶ月ほど離脱しましたが、治るまでの間に、野球についてもう一段階深く考えることができました。この経験を経てレベルアップできた気がします」
–ここまで(5月18日現在)勝ち星が2つです。
大江投手「たまたまタイミングがいいところで投げただけで、まだ全然納得いく成績ではありません。もっとチームに貢献できたらと思っています」
–大江投手から見てフェニックスはどんなチームですか?
大江投手「ユニークなチームですね。楽しむところは楽しむ、真剣にやるところは真剣にやるという感じで、メリハリはしっかりしていると思います。(中村道大郎)キャプテンが、とても明るくて優しいんですよ。それにみんながついて行ってる感じですね」
–フェニックスに入団した経緯を教えてください
大江投手「大学(久留米工業大)時代、上のカテゴリで野球を続けるかどうか悩んでいたときに、大学の監督がもうちょっと頑張ってみろ、いろんなチームを受けに行ったらどうだ、とアドバイスしてくれました。新しく出来た福岡北九州フェニックスは話題性もあるし、注目されやすいかなと思ってトライアウトを受けました」
–独立リーグのチームに入ってどう感じましたか?
大江投手「まず、自分がこのレベルについていけるのか、心配になりました。他の選手に比べると少し差があると感じたので、もっと頑張ってやろうという反骨心が生まれました。自分では課題だらけだと思っているんで、1個1個コツコツと解消していこうかなと思っています」
–西岡監督ってどんな方ですか。
大江投手「オンとオフの切り替えがはっきりしている方です。やるときはしっかりやって、スイッチを切るときはしっかり切っているように感じています」