2022年からプロ野球独立リーグ「ヤマエ久野 九州アジアリーグ」に参入している福岡北九州フェニックスの選手インタビュー・第6回は神谷 建太朗選手(背番号2)。
神谷選手は2002年愛知県生まれ。2022年シーズン時点でチーム最年少。常葉大菊川高校(静岡)ではキャプテンを務めていました。4月30日の試合では試合前の国歌独唱を担当するなど野球以外でも活躍。名前のイニシャルから「K.K」と呼ばれる神谷選手に話を伺いました。
–神谷選手はチーム最年少なんですよね。
神谷選手「はい、19歳です。
自分が先輩側にいるのがあんまり得意じゃないので、最年少という立場はやりやすいです。先輩方が本当にみんな優しくしてくれます」
–「K.K」と呼ばれているんですね。
神谷選手「ラモンやルーカスなど外国人の選手が呼びやすいように、ということで「K.K」というニックネームになりました。格好いいし気に入っています」
–フェニックスってどんなチームですか。
神谷選手「オンとオフの切り替えがすごくできるチームだと思います。小中高と野球をやってきた中で今が一番楽しいです」
–フェニックスに入団したきっかけを教えてください。
神谷選手「実は野球をやめようと思っていたんですが、去年(2021年)の11月に埼玉で行われたフェニックスのトライアウトをたまたま受けに行って、西岡さんに声をかけてもらって入団を決めました。フェニックスでもう一度しっかりと野球に取り組もうと思いました」
–開幕して2ヶ月が経ちました。ご自身のこれまでの成績を振り返ってどのように感じていますか?
神谷選手「19歳の若者が、こんなに打てるんだみたいな。自分でも一番びっくりします。出来過ぎですね。(笑)
西岡監督や大河さん、妹尾さんなどの先輩方に野球のことをいろいろ聞いて、自分に合うものを吸収しているところです」
–外野も守られていますけど元々内野手ですよね。
神谷選手「西岡監督に、内外野ともやれた方が出場機会を増やせるし、シーズンを通して戦うなら外野もやれた方がいいと言われたので外野の練習を始めています。野球を始めてからずっと内野手だったので、外野は難しいと感じています」
–西岡監督ってどんな方ですか?
神谷選手「僕と似ているところがあるので、自分が大人になったらこういう人になるんだろうなと思います。
メジャーリーグにも行った方なんで話しかけにくいのかなと思ったのですが、全然そんなことなくて、とても親しみやすい方です」