「生きるチカラ」を育む小学生向け体験学習プログラム・NOUJI学園第4期 受講生募集

「生きるチカラ」を育む小学生向け体験学習プログラム「NOUJI学園」第4期が2022年6月26日（日）に開講します。

「NOUJI学園」は2019年春に開校。北九州市内で活動する方々を講師に迎え、農業・ものづくり・スポーツなどバラエティに富んだ体験型プログラムを小学生向けに提供しています。

第4期の開講にあたり、「NOUJI学園」の企画・運営の協力をしている九州のママコミュニティ「ミラ窓（https://miramado.com/）」代表の百々美香さんにお話を伺いました。

ーー「NOUJI学園」を立ち上げたきっかけをお聞かせください。

子育てを通して、自分のこれまでの人生を振り返ってみた時、学校の勉強や学歴はあんまり意味がないんじゃないかと思った場面がありました。

私自身、ITベンチャーや広告代理店での新規事業立上げやプロジェクトプロデュースなどを経験してきましたが、人とは違うアイデアを生み出したり面白いことを考えたりは、“たくさん遊んでいる人”にしかできないと感じています。

2016年に東京からUターンした時に、北九州には適度な都市機能と自然が隣接してるというよい面がある一方で、子供の教育としての「体験コンテンツ」が不足しているなとも感じて、そこを強化していくことが地方創生にもつながるんじゃないかなと思いました。

そんな思いをいろんな人に話しているうちに、農事センターさんとの出会いがありました。農事センター指定管理者のワールドミクニ共同事業体の方にも「教育は大事」との想いがあるとのことで共感していただき、この「NOUJI学園」を実施することになりました。

ーーここ2年間のコロナ禍の中での開催、ご苦労も多かったと思います。

2020年4月開講予定だったNOUJI学園第2期では、コロナ禍の影響を大きく受け、プログラムの変更や緊急事態宣言によるスケジュールの調整などにとても苦労しました。

昨年（2021年・第3期）は6月初旬だった開講が6月下旬に変更になったり、夏のプログラムが秋以降にずれ込んだりはしたものの、講師の先生方や受講生の皆さんの協力もあり、コロナとの付き合い方もできるようになったと思います。

ーー幅広いジャンルのプログラムを提供されていますね。

4期まで続いているので、私がこのNOUJI学園を企画していることをたくさんの方に知っていただいているような気がします。名刺交換してご挨拶する際などにもNOUJI学園の話をしているので、いろんな方が「こんなことできますよ」「こんな人がいますよ」とご連絡をくださり、企画につながっています。

ーーどのような方が参加されているんでしょうか？

「小学校でチラシをもらってきて子どもが行きたいと言ったから」「子どもが今年も行くと言ったので」という方が多く、親が無理やり参加させている感じの子どもはいないような気がします。子どもの意向や自主性、やる気などを大切にしている親御さんがこのNOUJI学園を選んでくださっていると感じます。子どもたちが自分の意思で「行きたい」と思ってくれていることが私も嬉しいです。

ーー第4期開催に向けた意気込みをお聞かせください。

過去に好評だった講座などを参考にしながら、子どもたちにも親御さんにも楽しんでいただける講座を毎年入れ替えて企画しています。ぜひたくさんの方に参加していただけると嬉しいです。

対象は小学生ですが、ご希望があれば幼稚園の年長さんも参加することも可能です。詳しくは主催の農事センターさんへお問合せください。

※昨年の「NOUJI学園」の模様を「ミラ窓」公式Instagramでご覧いただけます。