
北九州市若松区の北九州学術研究都市会議場で10月30日(金)、「G-CITYサミット2026」が開催されます。テーマは、人工知能(AI)をロボットなどの機械と組み合わせ、現実世界での動作や作業につなげる「フィジカルAI」。大学や研究機関、企業、スタートアップ、行政の関係者らが集まり、技術の社会実装や新たな産業の可能性を議論します。
開催時間は午前10時から午後5時までで、終了後には交流会も予定されています。参加費は無料。大学・研究機関、企業、行政機関、学生などを対象とし、北九州市の公式サイトにある専用フォームから申し込めます。

サミットは、北九州市と北九州産業学術推進機構が主催します。北九州市が進める「G-CITY戦略」は、折尾駅から北九州学術研究都市、若松北海岸に至るエリアを舞台に、大学の研究成果と先端産業を結び付け、新しい技術や事業が生まれる地域づくりを目指すものです。サミットは、工学・科学技術に加え、言語や社会、文化、芸術など、分野を超えた知を結び付ける場と位置付けられています。
基調講演には、経済産業省AIロボティクス室長の寺川聡さん、TELEXISTENCEのCTO・佐野元紀さん、モーションリブの溝口貴弘社長が登壇します。寺川さんは「AIロボティクス戦略と今後の取組方針」を紹介し、佐野さんはロボットの未来と産業の可能性について、溝口さんは力触覚技術の社会実装事例とフィジカルAIについて講演する予定です。
オープニングセッションには、ツバメインダストリの吉田龍央社長や、北九州に本社を置く岡野バルブ製造で経営企画と新規事業を統括する菊池勇太さんらが参加します。パネルディスカッションには、お茶の水女子大学、東京科学大学、東京外国語大学、東京藝術大学、一橋大学、北九州市立大学、九州工業大学、早稲田大学の学長や副学長らが登壇予定です。
会場には、企業や研究室による展示ブースも設けられます。早稲田大学大学院情報生産システム研究科の橋本健二研究室は、2足ロボットと4脚ロボットの実機を展示し、歩行のデモンストレーションを行う予定です。筑波大学発のスタートアップ・Quickは、ヒューマノイドロボット「D1」の実機を展示し、病院内の案内や物品搬送など医療現場での活用構想を紹介します。このほか、着るだけで全身の動きを計測できるモーションキャプチャー(Xenoma)や、人工筋肉を使った歩行アシスト装置(Human Physical Intelligence)なども並びます。出展者は市の公式サイトで随時更新されます。
【出展者一覧】(10月23日時点)
・Forcesteed Robotics
・Xenoma
・モーションリブ
・Human Physical Intelligence
・KiQ Robotics
・三機
・早稲田大学大学院情報生産システム研究科 橋本健二研究室
・岡野バルブ製造
・Quick
登壇・展示内容は変更される場合があります。
北九州市ホームページ:https://www.city.kitakyushu.lg.jp/contents/p101_00002.html

