
野球の独立リーグ・九州アジアリーグに加盟する北九州下関フェニックスは2月18日(水)、山口県下関市内で2026年シーズンの体制発表会を開きました。
2021年に創設されたフェニックスは、今シーズンで創設から5年目を迎えます。昨年に引き続き、元読売巨人軍の平間隼人監督兼内野手(29)が指揮を執ります。スローガンは「頂戦 ~街をつなぎ、ひとつの未来へ~」。本拠地である北九州市・下関市、そして中間市など広域の地域を野球とイベントで橋渡しする姿勢を改めて打ち出しました。

今季から杉森慎太郎選手がキャプテンに就任。「昨季は3位という悔しい結果だったが、今年も日本一を目指して頑張る。大谷球場という素晴らしい練習環境を最大限活用し、シーズン最後に関わってくださった皆さんと笑顔で終われるよう頑張りたい」と力を込めました。

先発ローテーションの軸として期待される西垣彰太投手は、昨季を振り返り「怪我で1ヶ月離脱するなど、チームに迷惑をかけた」と悔しさをにじませました。今季は「ケガをせず、チームを優勝させるためにどこでも投げる覚悟で臨む」と話し、防御率を低く保つことを最大の個人指標に掲げています。オフには食生活を見直して体脂肪を落とす一方で、筋力を昨年10月比で8〜10キロ相当向上させるなど、万全の状態で開幕を迎えます。

同じく投手陣を支えることが期待されるのが、宮崎サンシャインズから移籍してきた左腕・千脇諒太投手です。昨季はサンシャインズでフェニックスと対戦し3勝を挙げた経験を持ちます。「フルスイングして長打を狙ってくるバッターが多い中で、自分の投球スタイルが生きた」と昨季の対戦を振り返り、今季については「チームのリーグ優勝・グランドチャンピオンシップ進出に貢献し、1点でも少ない投球でつないでいくことで、個人としてもタイトルが取れるような結果に繋げたい」と語りました。

同じく、昨季サンシャインズに在籍した大豊選手もフェニックスに入団。「レギュラーを取るために、負けない覚悟でしっかりバットを振っている」と語り、今季をNPB入りへの「最後の年」と位置づけています。「まずタイトルを取らないとNPBへは行けない。一つでも多くのタイトルを獲ってチームに貢献し、リーグ優勝・日本一を目指したい」と意気込みを示しました。

平間監督は昨季3位の要因を「チームが一つになるまでの時間がかかったこと、監督として不慣れな部分があったこと、投打のバランスが取れなかったこと」と率直に反省。「今年の個人目標は『妥協なし』。トーナメントが増え、一つのプレーや送球が試合を左右する場面が確実に多くなる。練習から一球・一動作の精度を徹底する」と語りました。投手には四死球削減と初球ストライク、野手には出塁率向上を重点指標として掲げています。
発表会にはリモートで参加した堀江貴文ファウンダーも「昨年取得した大谷球場を活用してさまざまなイベントを増やし、エンターテインメントをこれまで以上に充実させていきたい。北九州・下関を盛り上げ、地元に愛される球団になってほしい」とメッセージを送りました。
今季の九州アジアリーグは、前期・後期・ファイナルの3リーグ戦と2トーナメントを組み合わせた新方式を導入。ポイント制で優勝チームを決定します。フェニックスのホーム開幕戦は3月28日(土)に北九州市民球場、翌29日(日)にはオーヴィジョンスタジアム下関で、いずれも大分B-リングスと対戦します。
北九州下関フェニックス:https://phoenix2022.co.jp/


