今年で創業77周年を迎えた、人気ラーメン店「ぎょらん亭」が、12月14日より新メニュー「どろどろラーメン」の販売を開始しました。「どろどろラーメン」は本店限定メニューで、一日20杯のみの提供となります。
また21日までの間、本店及び魚町店をご利用のお客様に「ラーメンパスポート」がプレゼントされます。
「創立者ならびに歴代の大将たちへの尊敬の気持ちと挑戦の意味を込め、スタッフと力を合わせて『どろラーメン』に手を加えました」と話してくれたのはぎょらん亭本店の梅本学店長。「看板メニューでもある『どろラーメン』は自分の中で唯一無二のものなので、味やインパクト、そして見た目もそれを超えなければならないのが難しかったです」と3カ月にわたる開発期間を振り返ります。
14日の「どろどろラーメン」販売開始に先立ち、前日にプレス・関係者向け発表会が開催されました。
この日は武内和久市長も来店。
さっそく実食してみます。
「どろどろラーメン」の名の通り、「どろラーメン」に比べるとスープが遥かに濃厚です。
「使っている材料は他のラーメンと同じです。『どろラーメン』よりもさらに豚骨を加えて炊き込む時間を増やすことにより、濃厚なスープを作り上げました」と梅本店長。スープは濃厚ながら、麺がスルスルと喉を通っていきます。
「どろどろラーメン」の麺が少なくなったときに運ばれてきたのが小さめのごはん。これを残ったスープに入れ、しっかりとかき混ぜてからいただきました。濃厚なスープにご飯がよく合います。麺だけで終わらずぜひごはんまで楽しんでください。
「どろどろラーメン」は毎日20杯限定での提供です。材料やスープ粘度の関係で一度にたくさんの数を提供できないとのことなので、ぜひお早めに足をお運びください。
梅本店長は最後に「77周年を迎えられたのは皆様のおかげだと思っております。ぜひ『どろどろラーメン」をお試しください」と力強く話してくれました。
ぎょらん亭 本店
「どろどろラーメン」ミニ飯付きで1,180円。本店限定で毎日20杯限定での提供となります。
「どろどろラーメン」のスープは国産豚げんこつを長時間炊き込んだ豚骨スープに背脂をプラス。味の決め手となる「かえし」は地元北九州の『ヤマニ醤油』の濃口醤油をベースに、チャーシューの煮汁も加えました。超濃厚なスープながらしつこさや臭みは一切ありません。麺は特製の中太麺をしっかりと茹で切ってご提供します。残ったスープに「追い飯」を投入することで、最後の一滴まで余すことなく豚骨を堪能することが出来ます。
『ぎょらん亭』本店及び魚町店では、創業77周年の感謝を込めて期間中お会計の際に「ラーメンパスポート」をプレゼント。
替え玉2玉、ライス中、替え玉1玉とライス小から一つ選べる有効期間は発行から一ヵ月間何度でも使用可能です。
開催期間
2023年12月14日(木)~12月21日(木)
配布場所
ぎょらん亭本店/魚町店
1948年(昭和21年)、八幡東区の料亭「魚藍亭」の次男坊として生まれた初代がはじめたラーメン店「ぎょらん亭」は、国産げんこつ100%の濃厚豚骨で知られ、食べログ「ラーメン百名店 WEST 2017・2018」に選出や「北九州ラーメン部門」第一位に輝くなど、多くの方に愛されてきました。
「ぎょらん亭」のラーメンは、こってり好きにはたまらない濃厚な「ド豚骨」でありながら、豚骨特有の雑味やくさみを、豊潤な味と香りに昇華させ、見事なバランスで調和したスープが魅力です。
原点となった豚骨100%の「十割ラーメン」の他に、鶏ガラと豚骨のWスープでつくる「二八ラーメン」、独創的な「泡系スープ」が特徴の「どろラーメン」など、次々に話題のラーメンを生み出し、多くの麺通を魅了しました。
さらに、後進の育成にも力を入れ、優れたラーメン職人を多数輩出。北九州近郊には今なお「ぎょらん亭」を源流に持つ人気ラーメン店が点在しています。
そして、2018年から新体制となり、新たな歴史をスタートさせました。
現「ぎょらん亭」は、北九州のラーメン文化において唯一無二である同店の味を後世に継承すべく、ラーメン文化のパイオニアであった初代に敬意を表し、その製法を受け継ぐ職人の手によって、オリジナルの味と暖簾を継承。北九州が誇るラーメンの味を今に伝えています。