【北九州下関フェニックス6-5火の国サラマンダーズ(2023年9月13日) 北九州市民球場】
この試合のポイント
- 大河猛打賞で今季通算98安打に
- モタが勝負を決める2戦連発の10号
- 北九州市民球場での今季最終戦を勝利で飾る
北九州市での今季最後のホームゲームを迎えたフェニックスの先発はタバーレス(#99)。今季一年間先発ローテーションを守り抜いた鉄腕です。
2点を先制されたフェニックスは4回裏、大河(#23)、中村道大郎(#1)に連打が飛び出し、無死一、二塁とチャンスを作ります。
続くモタ(#33)が四球を選び満塁とすると、打席には、ここ7試合先発出場が続く高橋駿(#13)。高橋はセンター前に弾き返し、相手エラーもあり2者が生還。同点に追いつきます。さらに宇土憲伸郎(#6)のライト前ヒットと中田航大(#8)のバントヒットで2点を追加。フェニックスが逆転に成功します。
フェニックスは6回からマウンドに大江海透(#17)を送ります。今季、自己最速の153キロをマークした快速左腕です。大江は雨天による試合中断などもあり、2イニングを投げ1失点という結果に。コンディション面で不運なマウンドとなりました。
両チーム得点を追加し5-5で迎えた8回裏、昨日の試合でダメ押しのホームランを放ったモタが打席に入ります。モタは4球目を捉え、打球は左中間スタンドへ。勝ち越しの10号2ランでフェニックスがリードを奪います。
最終回のマウンドに上がったのは、投手兼任コーチを務める松本直晃(#66)。松本はサラマンダーズの中軸を3者凡退に抑え、1点を守り切ったフェニックスが北九州市民球場での今季最終戦を勝利で飾りました。
猛打賞の大河選手
ーーシーズン100安打まであと2本です。
できるだけ早く決めたいと思います。
ーー今年は固め打ちが多いイメージです。
1日最低1本は絶対打ちたいと思っています。1本目を打たないことには2本、3本と打てるチャンスはないので1本目が出た後は勢いのまま打席に入っています。
ーーあとは積極的な走塁も目立ちます。
一つでも先の塁に進むとチームの雰囲気も良くなるので、1年通して頑張って走ってきました。
ーータイブレークでのサヨナラ安打も多かったですよね
あの場面では追い込まれないことが大切なのでファーストストライクを打つようにしています。任せれたら一生懸命頑張ります。
同点打を放った高橋駿選手
ーー第2打席は無死満塁でした。どのような気持ちで打席に入りましたか?
最近自分の打席のときにチャンスで回してもらえることが多いんで、ここで打てばチームに貢献できるとワクワクしながら打席に入りました。
ーー昨日のトリプルプレーはいかがでしたか?
打球は真正面でしたがドキドキしました。トリプルプレーは初めての経験でした。なかなか取れないプレーなのでよかったです。
火の国サラマンダーズ | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 5 |
北九州下関フェニックス | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 1 | 1 | X | 6 |
【バッテリー】タバーレス、大江、橋爪、松本ー藤木
次回ホームゲーム:9月16日(土) 対大分B-リングス(ダイハツ九州スタジアム) 11時プレイボール