北九州下関フェニックス 選手インタビュー 松本 直晃選手

松本 直晃選手プロフィール

守備位置:投手

生年月日:1990年11月14日

身長:180cm

体重:87kg
右投げ右打ち


兵庫県出身
東海大翔洋高校ー環太平洋大学ー医療法人養和会ー香川オリーブガイナーズー埼玉西武ライオンズー琉球ブルーオーシャンズ

昨年のインタビュー記事はこちら

ーー2022年のシーズンを振り返ってみていかがでしょうか?

最多セーブのタイトルを取れましたし、特に怪我もなく1年間プレーできたので個人的にはそれなりに良かったシーズンだと思います。ただ、9月に入ってから失点が目立ったので、その辺が反省点です。連戦や連投もあったりで疲れが出たのかなと思います。

ーー去年1年間で印象に残ってる試合はありますか?

7月12日からの平戸(長崎県)での3連戦が印象に残っています。
1戦目と3戦目はピッチャーとして登板したのですが、昨年で一番調子が良かったんじゃないかと思うくらいのコンディションで、正直打たれる気がしませんでした。
2戦目は大差がついたので登板はなく、9回にショートで出場し打席にも立ちました。ショートのポジションについたのは大学4年生の時以来です。点差が開いて野手も足りなくなったのですが、西岡監督は僕が元々ショートだったことを知っているので、「まっちゃんいくか」「いいですか」みたいなノリで決まりました。

ーーオフはどのように過ごしていましたか?

北九州でトレーニングしていました。去年は149キロが最速だったので、今年は150キロ出したいなと思いながら練習していました。

ーー今季は選手兼任コーチとしてのシーズンです

今季は選手としてだけでなく、ピッチングコーチとしての役割も果たしていかなければなりません。まだシーズンも始まっていませんし、選手とコーチのパーセンテージがどうなるのか全く見当もついていません。そのあたりはシーズンが始まっていろいろ覚えながら、あまりきつくない程度にやろうかなと思っています。もちろんプレーヤーとしても第一線でやるつもりでいるので、プレーヤーとしてのコンディション、パフォーマンスを維持しつつピッチングコーチとしてやっていきたいと思います。

ーー松本選手はクローザーなので毎試合登板の準備もあり大変そうです

金本(享佑)がピッチングコーチ補佐に就いてくれるので、連携を取りながらやっていきたいと思います。自分が登板の準備をするタイミングになると金本に任せることが多くなると思いますが、その辺もシーズンが始まってみないと分からないですね。

ーー今年のフェニックスの投手陣はいかがでしょうか?

2年目の選手たちの実力はある程度分かっていて、大江や荒巻、豊村、櫻井に関しては去年感じていたことをアドバイスしていきたいと思います。特に大江はすごく期待していて、自主トレも一緒に行いました。
それに加えて今年新加入の選手の能力も踏まえると、期待値は非常に高いです。去年は先発できる投手が少ないのが悩みでしたが。今年は先発できるピッチャーがたくさんいるので、誰をチョイスしようか悩んでしまいそうです。去年は打撃で勝った試合が多いですが、今年はピッチャーで勝てる試合を増やしていきたいと思います。

ーー今季の目標をお聞かせください

プレイヤーとしてはタイトルを取ることで、チームとしては優勝です。
若い選手から見ると、僕のことをコーチとして見てる部分が強いと思うんですよね。だから、プレーヤーとしてちゃんとここまでできるっていうのは見せておかないといけないと思っいます。ピッチングしかりトレーニングしかり。
完全にコーチという立場になると、自分は練習をやらないから、やっている人たちのきつさが分からないと思うんです。兼任コーチは両方わかるという立場で、実際自分がやってみてメニューを見直すことができるので、そういう意味で兼任コーチっていうのはいいかなと思います。

若い選手たちは、勝ち負けは二の次で自分のパフォーマンスを出すことだけを考えればいいと思うんですね。自分のパフォーマンスをすればチームのためになるし、それがおのずと結果に繋がってきます。コーチとして、選手のパフォーマンスをうまく引き出せたらと思っています。

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