【インタビュー】北九州下関フェニックス　宮本貴章選手

宮本貴章選手　インタビュー

●今季キャッチャーでプレーするきっかけをお聞かせください。

中高大とキャッチャーをしていました。フェニックスに入って2年間内野手でプレーしていましたが、シーズン中にもキャッチャーをしたいと思うことがあり、昨年松本さんに相談していました。
今季松本さんが指揮を執ることになり、松本さんからはキャッチャーで勝負してみるかと言っていただいたので、喜んでやらせてもらいます、と答えました。

●久しぶりのキャッチャーはどうですか？

楽しいですね。投げるほうは大丈夫ですが、ワンバンのストップなどは久しぶりにやると難しいですね。練習して感覚を取り戻すしかないと思います。

●今季は背番号も23に変更になりました。

元々、23は自分がこだわっている数字だったんですが、去年までは大河が23番をつけていたので、5や27をつけていました。
大河がフェニックスを出ると決まったときに、23をつけたら？という話になりました。好きな番号で好きなポジションで勝負したい1年だと思ったので、23番への変更をお願いしました。

●2023年を振り返っていかがでしたか？2年連続開幕戦でホームランを放ちました。

一昨年もそうだったんですが、良いスタートは切れるんです。去年難しかったのは、結果が出てもスタメンになかなか名前が出てこないことに対してストレスを溜め込んでしまい、代打の1打席で結果を出さなければいけないっていうのも難しくて、考えすぎてどんどん悪くなっていきました。終盤は調子が上がってきましたが既に優勝争いも終わっていて、全体的にて物足りない1年でした。

●今シーズンの目標をお聞かせください。

去年までの主力の選手が抜けてしまい、決まったレギュラーもそんなになく横一線の状態なので、レギュラーをしっかりとつかんで1年間試合に出続けた上で結果どうこうについて考えていきたいですね。

●長打力の面では宮本選手に期待のかかるところです。

外国人選手もいませんし、長打は自分とかが打っていかないと、とは感じていますが、今年は要所で打って勝つというスタイルになってくると思うんで、長打よりも打点にこだわりたいです。

●宮本選手は在籍3年目で優勝にかける思いも強いと思います。

火の国サラマンダーズもそれなりに戦力が入れ替わっているので、そういう面では対等だと感じています。去年も一昨年も力の差っていうのはそんなに感じていなくて、最後の地力というか、気持ちで2位になったと思うので、今年もサラマンダーズを強く意識して戦いたいと思います。