【#北九州下関フェニックス】サラマンダーズに連勝で首位浮上 川﨑5勝目(2024年5月10日、11日)

北九州下関フェニックスは10日から、筑豊緑地野球場で火の国サラマンダーズとの3連戦に臨んだ。10日は先発の荒巻千尋が8回無失点の好投で先勝。11日はルーキー・川﨑大輝が7回2失点で5勝目を挙げた、12日の試合は雨天のため中止となった。フェニックスはこのカード2連勝で首位に躍り出た。

◎【北九州下関フェニックス 6-0 火の国サラマンダーズ(2024年5月10日) 筑豊緑地野球場】

オープン戦から調子が上がらず、開幕戦でも2回1/3を5失点と苦しんでいたエース・荒巻千尋が3試合連続で勝利を挙げ、完全復調をアピールした。

荒巻千尋(2024年3月撮影)

初回の投球を三者凡退に抑えた荒巻は、2回から6回まで毎回安打を浴びるも、要所を締めサラマンダーズに得点を許さなかった。今季最長の8イニングを投げた荒巻は被安打7、無失点と好投し、今季3勝目を挙げた。9回は守護神・中村総一郎が0点に抑え完封リレーで勝利を飾った。

好調の打撃陣は6安打で4点と効率の良い攻撃を見せた。

初回、一死一塁から4番・和希が今季2号となるツーランホームランで先制すると、4回には相手エラーと四球で出塁した2人のランナーを中村道大郎が返し2点を追加した。

和希(2024年5月撮影)

火の国 000000000 │0
北九州 20020000X │4

●バッテリー

【火の国】 田島和礼 山科颯太郎 – 有田光輝
【北九州】 荒巻千尋 中村総一郎 – 宮本貴章
[本塁打]和希2号(北)
[二塁打]]中村 道大郎(北) 和希(北)

◎【北九州下関フェニックス 6-3 火の国サラマンダーズ(2024年5月11日) 筑豊緑地野球場】

11日の試合はルーキー・川﨑大輝が先発。川﨑は開幕3戦目の宮崎サンシャインズ戦に先発して初勝利を挙げると、以降はローテーションの軸として登板。ここまでチームトップの4勝を挙げている。

ルーキー・川﨑大輝(2024年4月撮影)

川﨑はこの日も持ち味を十分に発揮。サラマンダーズ打線を相手に内野ゴロの山を築き、6回まで無失点に抑えた。

ルーキーの好投に応えたいフェニックス打線だが、毎回安打で塁上をにぎわすものの、サラマンダーズの好左腕・松江優作の前にあと1本が出ずスコアボードにゼロを並べた。

試合は6回に動いた。内野安打や死球などで一死満塁のチャンスを作ると、続く中田航大がセンター前にはじき返し2者が生還。2-0とリードした。その後、吉岡翼の犠牲フライなどでさらに2点を追加。4-0とリードを広げた。

打率リーグトップの中田航大(2024年3月撮影)

その後得点を奪い合い、6-3で9回を迎えたが、2試合連続登板の守護神・中村総一郎がこの日も9回を締めて勝利。このカード連勝を飾り、試合のなかった大分B-リングスを抜いて首位に浮上した。先発・川﨑はチームトップ、リーグ2位の5勝目をマーク。中村総一郎は3セーブ目を挙げた。

打撃陣では、ここ2試合安打のなかった中田航大に当たりが戻り、3安打の猛打賞を記録した。平間隼人、藤木貫太もマルチ安打をマーク。

平間隼人(2024年4月撮影)

火の国 000000210 │3
北九州 00000411X │6

●バッテリー

【火の国】 松江優作 神田理久 山科颯太郎 – 中川拓真
【北九州】 川﨑大輝 行木俊 中村総一郎 – 藤木貫太 宮本貴章
[二塁打] 大河(火) 中川 拓真(火) 藤木 貫太(北) 中田 航大(北)

北九州下関フェニックス 次回のホームゲーム:5月31日(金) 対大分B-リングス(筑豊緑地野球場)