【北九州下関フェニックス3-4大分B-リングス(2023年8月6日) 北九州市民球場】
この試合のポイント
- 先発・荒巻投手は6回2/3を投げ3失点も十分に持ち味を発揮
- 攻撃陣は毎回ランナーを出すもあと1本が出なかった
- 大江投手が149キロをマーク
一昨日、昨日と連勝したフェニックスの先発は荒巻 千尋(#34)。3回0/3を投げた1日(火)の火の国サラマンダーズ戦から中4日での登板となりました。
フェニックスは2回、3つの四死球で一死満塁のチャンスを作ります。打席には好調の横山 晴人(#24)。しかし横山が放ったライナーは不運にも相手サードのグラブに収まりダブルプレーに。先制のチャンスを逃します。
先発の荒巻は6回まで被安打2、無失点の好投を見せ、味方の援護を待ちます。
6回裏、一死二塁から大河(#23)がライト前に弾き返します。二塁走者・平間 隼人(#0)がキャッチャーのタッチを潜り抜けホームイン。好投を続ける荒巻に先制点をプレゼントします。
しかし荒巻は7回表、四球とヒットで二死一、二塁のピンチを招きます。続く6番・水本の4球目が暴投となりランナーの進塁を許します。一塁が空いたため水本を申告敬遠したところで荒巻は降板。新入団の森永 一世(#41)をマウンドに送ります。
森永は初球にストライクを取りますが、2球目を右中間に運ばれ3人の走者がホームイン。フェニックスは1-3と逆転を許します。
その裏、ヒットと2つの四球で一死満塁とすると、4番・モタのショートゴロの間に三塁走者のコウキ(#77)が生還。1点差に迫りなおも二死一、三塁とチャンスが続きますが、一塁走者のモタが盗塁に失敗し追加点はなりませんでした。
8回裏、フェニックスは四球とエラーで同点に追いつくと、9回のマウンドに新守護神・大江 海透(#17)を送ります。
大江は2者連続三振を奪いますが、次のバッターを四球で歩かせた後に盗塁を許し、二死二塁のピンチを招きます。次打者・中島の内野安打でランナーが生還。最終回に勝ち越しを許してしまいました。しかしながら大江は本日149キロをマークしており、好調を持続しているといえるでしょう。
フェニックスは9回裏、先頭の宇土 憲伸郎(#6)が右中間に大きな当たりを放ち三塁を狙いましたが、B-リングス野手陣の好返球によりタッチアウトに。その後もランナーを出すことができずに試合が終了。フェニックスは痛い1敗を喫してしまいました。
大分B-リングス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 4 |
北九州下関フェニックス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 3 |
【バッテリー】荒巻ー武蔵/荒巻、森永、松本、大江
なお本日の試合後、平川産業株式会社の協賛により、北九州市母子寡婦福祉会会員限定の野球教室が行われました。金本選手兼GM、中田選手、橋爪選手、藤木選手が参加。子どもたちやお母さんにボールの投げ方などを教えたり、一緒にキャッチボールを楽しんだりしていました。
次回ホームゲーム:8月18日(金) 対宮崎サンシャインズ(ダイハツ九州スタジアム) 14時プレイボール