【北九州下関フェニックス12-7大分B-リングス(2023年8月5日) 北九州市民球場】
昨日、地元・北九州での大分3連戦初戦を白星で飾ったフェニックスが、16安打12得点を大分B-リングス投手陣に浴びせ快勝。ここ10試合で8勝と好調を持続している。先発・櫻井 政利がハーラーダービートップに迫る6勝目。5番手で登板した大江 海透が厳しめといわれる北九州市民球場のスピードガンで148キロを計時した。
この試合のポイント
- 1回に4点を先制されるも、その裏4連打を含む5安打ですぐさま逆転。
- 櫻井投手が6勝目を挙げ、最多勝を狙える位置に。
- 最終回に登板した大江投手が148キロをマーク。辛いと言われる市民球場のスピードガンでこの数字は価値あり。
先発はローテーション通り左腕・櫻井政利(#21)。投球の安定感が増してきており、早くも昨年を上回る5勝目を挙げています。
好調の櫻井投手ですが、立ち上がり安打と味方のエラーでいきなり無死一、二塁のピンチを迎えます。川上、水本を連続三振に打ち取ったものの、グスタボに四球を与え二死満塁とされ、さらに岩下、中野に連打を許し、3点を先制されます。
しかし好調のフェニックス打線が櫻井を援護します。
コウキ(#77)、宇土 憲伸郎(#6)、平間 隼人(#0)、モタ(#33)の4連打を含む5本の安打をB-リングス先発の猿渡に浴びせ、4点を奪い一気に逆転します。
3回に相手のエラーなどで2点を追加すると、4回には和希(#26)の2点タイムリーなどで4点を奪い、10-3と試合を優位に進めます。
先発の櫻井は、5回にグスタボに2ランホームランを献上しますが、5回を投げ切り5失点(自責点2)で勝利投手の権利を持ってマウンドを降ります。
フェニックスは6回、途中出場の高橋 駿(#13)のタイムリーツーベースと、田中 歩(#5)のタイムリーヒットで2点を追加。12-5とリードを広げます。
3番手で登板したパク・シオン(#55)、4番手の橋爪 海人(#18)が1点ずつ許しますが、大分の反撃もここまで。
最終回のマウンドには新守護神の大江 海透(#17)が上がります。大江は140キロ台の速球を連発すると、代打・羽立の3球目で148キロをマーク。「(市民球場では)これまでで最速じゃないでしょうか」と話しました。
フェニックスは序盤のリードを守り切り、地元・北九州でのカードで連勝を飾りました。櫻井はハーラーダービートップに迫る6勝目。首位・火の国サラマンダーズも勝利したため、ゲーム差は4.5のまま変わりません。好調・フェニックスの負けられない戦いが続きます。
大分B-リングス | 3 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 1 | 0 | 5 |
北九州下関フェニックス | 4 | 0 | 2 | 4 | 0 | 2 | 0 | 0 | X | 12 |
【バッテリー】櫻井、本野、パク、橋爪、大江ー田中
次の試合:8月6日(日) 対大分B-リングス(北九州市民球場) 14時プレイボール