【北九州下関フェニックス6-3福岡ソフトバンクホークス四軍(2023年6月27日) オーヴィジョンスタジアム下関】
北九州下関フェニックスが先発・松本 直晃の粘投と効率の良い攻撃で福岡ソフトバンクホークス四軍との3連戦の初戦に勝利し、連敗を3で止めた。
先発は6月初旬までクローザーを務めていた松本 直晃(#66)。18日の宮崎戦に続き、今季2度目の先発となりました。
先制したのはフェニックス。1回裏、好調の1番・平間 隼人(#0)を三塁に置き、3番・吉岡 翼(#28)がレフトに浅いフライを放ちます。タッチアップは難しいと思われましたが、俊足・平間が好スタートを切りホームイン。1-0とフェニックスがリードします。
2回表にホークスに同点に追いつかれますが、その裏、3つの四死球を足掛かりに1点を追加。2-1と再度リードを奪います。
3回裏には相手投手のボークと、6月10日以来のスタメン出場となった鈴木 理央(#12)のタイムリーヒットで2点を追加。4-1と3点リードで中盤を迎えます。
フェニックスの先発・松本は今季最長の6回を投げ被安打6、失点3(自責点1)と好投。1回、3回と2度けん制で一塁走者を刺すなど、随所にベテランらしいプレーを見せました。7回に無死二塁のピンチを迎えたところで、2番手・本野 一哉(#14)にマウンドを譲ります。
本野はベンチの期待に応え、三振2つと内野ゴロでピンチを脱します。続く8回にもマウンドに上がり、2つの三振を奪いました。
8回表まで4-3と気の抜けない展開が続きましたが、8回裏に宇土 憲伸郎(#6)のタイムリーなどで2点を追加。6-3とリードを広げ、最終回を迎えます。
9回のマウンドに上がったのは大江 海透(#17)。代打のイヒネ・イツア(2022年ドラフト1位)から空振りの三振を奪うと、続く2者からも三振を奪い、三者連続三振という完ぺきな投球を見せ、フェニックスが6-3と逃げ切りました。
松本は2勝目、大江は今季初セーブを挙げました。
福岡ソフトバンクホークス | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 |
北九州下関フェニックス | 1 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | X | 6 |
【バッテリー】松本、本野ー武蔵/本野、大江ー田中
【本塁打】
次の試合:6月28日(水) 対福岡ソフトバンクホークス四軍(オーヴィジョンスタジアム下関) 18時プレイボール