【北九州下関フェニックス16-2REXパワーズ(2023年3月8日) 久留米市野球場】
北九州下関フェニックスが今季初のオープン戦に臨み、久留米市のクラブチーム・REXパワーズに16-2で快勝しました。
※9回まで通常ルール、10回のみ一死一、二塁からプレー
今季初のオープン戦のスターティングメンバーは下記の通り。
大分B-リングスから移籍の薮 怜汰(#10)と元読売ジャイアンツの平間 隼人(#0)が1・2番のコンビを組みました。クリーンアップは大河(#23)、宮本 貴章(#27)、吉岡 翼(#28)、6番に昨シーズン後半にスタメンに定着した鈴木 理央(#12)、7番に今季正捕手として期待のかかる武蔵(#9)が入ります。8番には主将の中村 道大郎(#1)、ラストバッターには宇土 憲伸郎(#6)が入りました。
先制したのはフェニックス。一死一、二塁から吉岡が内野安打を放ち1点を先取。続く鈴木がライト前に弾き返しさらに1点を追加。2-0とリードします。
3回には大河のツーベース、鈴木のスリーベース、武蔵のホームランなどで4点を追加。試合を優位に進めます。
フェニックスの先発は左腕・櫻井 政利(#21)。バックの好守にも助けられ、3イニングを打者9人でピシャリ。二塁も踏ませない好投を見せました。
ここからはフェニックスに今季入団した新戦力の活躍が目立ちました。
6回に代打で出場した高橋 駿(#13)は一死三塁からライトに犠牲フライを放ちます。高橋はその後も四球、犠飛とノーヒットながら2打点を挙げました。
同じく途中出場の藤原 蔵太(#36)は7回に、中田 航大(#8)は8回に、そして横山 晴人(#24)は9回にヒットを放ち、レギュラー奪取に向け結果を残します。
投手陣では、3番手で登板した藤本 亮太(#47)が制球良く好投、9回に登板した北見 春介(#29)も3者凡退と猛アピールを見せました。
フェニックスは9回までに先発全員の15安打をREXパワーズ投手陣に浴びせ快勝。新4番・宮本が猛打賞、大河、鈴木が2安打と打撃陣も順調な仕上がりを披露しました。
またこの日、フェニックスは野手全員が出場。霜門 佑哉(#2)、藤木 貫太(#25)の両捕手も元気なプレーで存在感をアピールしました。
中村 道大郎主将は試合後、「初の実戦を迎えるまで、選手たちはウズウズしていました。今日試合を行ったことで、選手たちの身も引き締まったと思います」と話しました。
ヤマエグループ・九州アジアリーグ2023年のシーズンは3月18日(土)に開幕。北九州下関フェニックスは新球団・宮崎サンシャインズと都城市営野球場で対戦します。
計 | |||||||||||
北九州 | 2 | 0 | 4 | 0 | 0 | 2 | 1 | 2 | 3 | 2 | 16 |
REX | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 |
【バッテリー】櫻井、高良、藤本ー武蔵、豊村、豊山ー霜門、北見ー藤木
【本塁打】武蔵