
2025年4月27日(日)、北九州市に本拠を置くフットサルチーム・ボルクバレット北九州が、小倉昭和館で2025シーズン新体制発表会を開催しました。
本記事では、当日の代表・監督・キャプテンコメント、新加入選手情報、クラブビジョンまで詳しくレポートします。
大鶴信治代表が語った「クラブ理念と未来像」
発表会の冒頭では、大鶴信治代表が登壇。クラブの理念と未来像について語りました。
「情熱で、この街を元気に。感動を分かち合い、笑顔で未来を紡ぐ。」というクラブ理念を掲げ、地域とともに歩む姿勢を改めて示しました。
さらに、「未来への情熱を地域と分かち合う。北九州の街にフットサルの熱狂と感動を届け、人々の心を豊かにする。子どもたちの夢を育み、世代を超えて愛される地域に根ざしたフットサルクラブを目指す。」というビジョンを共有。
将来像として、2035年までを見据えた強化ビジョンも明らかにし、段階的な成長戦略を発表しました。
・2025~2028年:クラブの強化基盤の確立
・2028~2031年:地域密着とビジネスモデルの確立
・2031~2035年:国際的な競技力とブランド価値の確立
地域に根ざしながら、着実な発展を目指す方針が示されました。
加藤亜土監督「応援されるクラブへ」チーム一丸の決意

続いて、今期より就任した加藤亜土監督が、今季のチームづくりに向けた思いを語りました。
「チーム一丸となって、全員でよりよいフットサルを展開していくのはもちろん、それ以上に大事にしているのは、皆さんに応援されるクラブを目指すことです。
自分たちのプレーで魅力的なフットサルを展開し、それを通じて応援してもらえる存在になれるよう、日々トレーニングに取り組んでいます。
今シーズンは、昨シーズンよりも、そしてこれまでよりもさらに進化したフットサルを展開し、皆さんを巻き込んで良いゲームを作れればと思っています。
ぜひ会場に来ていただいて、一緒にフットサルを楽しんでください。今シーズンも1年間、よろしくお願いします。」
安嶋健至キャプテン「勝てるボルクを必ずお見せする」

キャプテンを務める安嶋健至選手も、力強い意気込みを示しました。
「クラブは大きくスタッフも変わり、そして新メンバーも入ってきました。今までは『頑張るチーム』とか『いいチームだったね』と言われることが多かったんですが、今シーズンは勝てるボルクを皆さんに必ずお見せしたいと思っております。
また僕たちが日々意識していることは、やはり『地域貢献』です。
僕たちは今、『日本一イベントに出るスポーツチーム』と自負しています。それは、皆さんと一緒にこの街をフットサルを通して盛り上げたいという気持ちと、ファンの皆さんや地域の皆さん、すべての人に自分たちを通して喜んでもらいたい、元気にしたいという思いがあるからです。
勝てるチーム、そして地域貢献を全力でするチーム。とても難しい挑戦だと思いますが、自分たちにしかない可能性を信じて、今シーズンも頑張っていきます。今季も応援よろしくお願いします」
新加入選手と戦力強化

今季の登録選手は、ゴールキーパー3名、フィールドプレーヤー13名の計16名。
新加入選手として岩永汰紀、村田フェリペ良孝、奈須野隼、甲林陸、味岡元輝の5名が加わり、さらに田村研人が3年ぶりにボルクバレット北九州に復帰しました。
新たな戦力を迎えたボルクバレット北九州は、「勝てるボルク」を目指して2025-2026シーズンの戦いに挑みます。
大鶴代表が示したクラブの未来像、加藤監督のチームづくりへの思い、安嶋キャプテンの力強い決意。
この日、小倉昭和館には多くのファンが集い、選手たちに温かい拍手が送られました。
クラブとファンが一体となって、ボルクバレット北九州は地域とともに歩むフットサルクラブを目指し、新たなシーズンに臨みます。