学生とクリエイターが北九州の魅力を発信!「地球の歩き方 北九州市」発売前イベントレポート

2024年2月1日に発売された「地球の歩き方 北九州市」が話題となっています。発売日から市内の書店では売り切れが続出し、発売翌日には重版が決まるなど、異例づくめの一冊です。2月3日に小倉駅JAM広場で行われた出版記念フェアも多くのお客様でにぎわっていました。

ところで、「地球の歩き方 北九州市」発売の約4カ月前に、北九州青年会議所が「地球の歩き方セミナーin北九州」を開催していたことはご存じでしょうか?

このイベントは、「地球の歩き方 北九州市」担当プロデューサーの日隈理絵(ひのくまりえ)さんをゲストに迎えた「地球の歩き方セミナーin北九州」と、大学生たちが市内で活動する4人のクリエイターとタッグを組み、北九州市の魅力と発信方法をプレゼンする「プレゼンショー」の二部構成で行われました。

満員のイベント会場

地球の歩き方セミナーin北九州

第一部「地球の歩き方セミナーin北九州」では、「地球の歩き方 北九州市」担当プロデューサーの日隈理絵さんが、取材時のエピソードを交えながら同書を紹介しました。

日隈理絵さん(左)と北九州青年会議所・岩本成矢さん

「地球の歩き方」初の”市版”制作に北九州市が選ばれた理由や、日隈さんが取材を通して感じた北九州市の魅力、発売後のプロモーション計画などについて話しました。発売4カ月前とは思えない情報の濃さに、参加者たちも感心しながら耳を傾けていたのが印象的でした。

学生たちによるプレゼンショー

第二部として行われたのは、大学生たちによる「プレゼンショー」です。市内の大学に通う大学生らが4人のクリエイターとタッグを組み、北九州市の魅力と発信方法をプレゼンしました。西日本工業大学、九州共立大学、北九州市立大学、若者団体City Circleがアイデアを披露しました。

西日本工業大学デザイン学部建築学科の学生は「小倉城郭今昔」と題し、小倉城の石垣に関する歴史と特徴、現在残る石垣の状況を発表しました。

西日本工業大学デザイン学部建築学科の学生

九州共立大学経済学部地域創造学科の学生は、大学最寄り駅の折尾駅周辺にある学生に人気のカフェ3軒を紹介しました。カフェの特徴や人気メニュー、SNSでの話題性などをアピールポイントとしていました。

九州共立大学経済学部地域創造学科の学生

北九州市立大学地域創生学群の学生は「映画の街・北九州」をテーマに、実際に映画のロケ地として使用された施設を例に挙げながら、北九州が映画やドラマの撮影に適した街であることを訴求しました。エキストラなど市民も参加できる点もアピールしました。

北九州市立大学地域創生学群の学生

若者団体City Circleは、街全体を使った鬼ごっこイベントを提案しました。公共交通機関を使い、ミッションをこなしながら進める独自のルールを設定したものです。(この後2024年2月に開催されました)

若者団体City Circle

最後に4人のクリエイターが講評を述べて「プレゼンショー」は終了しました。

イベント終了後に全員で記念撮影。それぞれの立場での「やり遂げた感」が表情に表れていました。

飲食店用コミュニケーションシート

北九州青年会議所では「飲食店用コミュニケーションシート」を配布中です。お店などに日本語が話せない外国人のお客様が来たときでも、この一冊でコミュニケーションが可能になります。英語、中国語、韓国語を収録しています。ぜひご活用ください!

飲食店用コミュニケーションシート

一般社団法人北九州青年会議所