北九州の劇団・飛ぶ劇場が新作「死者そ会ギ」を上演 11月4日~6日

11月4日(金)~6日(日)の3日間、北九州芸術劇場 小劇場で、北九州の劇団・飛ぶ劇場が「死者そ会ギ」を上演します。

「死者そ会ギ」は、51歳の父を亡くしひとり残された23歳の娘とその親族が、父の遺言に従って行動することで右往左往するというストーリー。飛ぶ劇場2年ぶりの新作となります。

泊さんは今回、「死者そ会ギ」の台本を書くにあたり、所属の俳優たちに「『死後の世界』の設定を考えてみて」と尋ねたところ、「僕たちが今生きているこの人生はあくまでも『旅』である」というものがあったそうです。

「人生という『旅』が終わった後に帰る家が『あの世』なんだそうです。面白い考え方だなと思ったので、それをベースに台本を書きました。現世と交互に描いている『死後の世界』がどのような設定になっているか、ぜひ注目してください」と見どころを教えてくれました。

稽古は和やかながら真剣そのものでした

飛ぶ劇場は1987年に結成。当初は大学演劇のサークル活動を引退した4回生、5回生だけが参加する劇団でした。1995年に泊さんが代表に就いて以降は、大学演劇の流れをやめ、劇団員をオーディションで選ぶ形をとり、劇団としての体制を整えたそうです。現在は旗揚げメンバーから在籍約1年の大学生まで、合計で16人が在籍しています。

飛ぶ劇場代表の泊 篤志さん

泊さんは1968年生まれ。
「いったい何歳まで演劇を続けるんだろうと思っています(笑)そろそろ60という数字が見えてきますが、全国には60歳を超えてバリバリ演劇を続けている方がたくさんいるので、そういう諸先輩方を見習っていきたいと思います」と今後の展望を話してくれました。

飛ぶ劇場 Vol.44『死者そ会ギ』 北九州公演 詳細

日時

2022年
11月4日(金)19:00
11月5日(土)14:00/18:00★
11月6日(日)14:00

★→アフタートーク有/トークゲスト:大神拓哉(小倉の天神・菅原神社/神主・俳優)

※開場は開演の30分前

会場

北九州芸術劇場 小劇場(福岡県北九州市小倉北区室町1丁目1-1-11)

キャスト

桑島寿彦、木村健二、葉山太司、脇内圭介、文目卓弥、佐藤恵美香、酒井望加、德岡希和、乗岡秀行、林泰輝、松本彩奈

料金

日時指定・全席自由

一般前売り:3,000円
学生:2,000円
高校生以下:1,000円

※当日券は200円増し
※学生・高校生以下は学生証提示が必要です
※未就学児はご入場いただけません

チケット取り扱い

お問い合わせ

飛ぶ劇場
TEL 090-2514-3145

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