2022年5月6日(金)に行われた福岡北九州フェニックスと火の国サラマンダーズの一戦は、5-4で福岡北九州フェニックスが勝利しました。
フェニックスのスターティングメンバーはこちら。
2試合ぶりに妹尾 克哉(#51 兵庫県出身)、神谷 建太朗(#2 愛知県出身)が1・2番に、3番には指名打者で西岡兼任監督が入りました。一昨日の試合でサヨナラ打を放った大河(#23 大阪府出身)が5番、中村 道大郎(#1 北九州市出身)が7番レフトと今季初めて外野を守ります。
フェニックスの先発は今季初勝利を目指す豊村 直大(#19 長崎県出身)。
豊村は立ち上がりをサラマンダーズ打線に攻められ、2回までに3点を失います。
0-3で迎えた4回裏、フェニックスは失策と四球で1死一、二塁。6番・ルーカス(#15 ブラジル出身)がレフトオーバーの3ランを放ち、試合を振り出しに戻します。
2本の二塁打で3-5と再度突き放されたフェニックスは7回裏、相手のバッテリーエラーで1点を返し4-5と1点差に詰め寄ります。
8回裏、ラモン(#38 ベネズエラ出身)と大河の連続ヒットで1死一、二塁に。ここで今日3打点のルーカスがセンター前にはじき返し2者が生還。6-5と逆転に成功します。
9回のマウンドにはフェニックスの守護神・松本 直晃(#66 兵庫県出身)が3人で締め、フェニックスが逆転勝利。勝率を5割に戻しました。
勝利投手は8回無死一塁から登板し、気迫の投球でピンチを切り抜けた北方 悠誠(#22 佐賀県出身)。
今日のヒーローインタビューは5打点を挙げたルーカスと今季初勝利の北方。
ルーカスの通訳を買って出た西岡兼任監督のトークで場内がドッと沸きました。
計 | |||||||||||
火の国 | 1 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | |
北九州 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 1 | 2 | X | 6 |
試合後のコメント
4安打と固め打ちの吉岡選手
–今日は4安打と好調でした。
3打席目を迎えたとき、負けてはいましたがベンチの雰囲気も良く、その明るい雰囲気に乗って3、4打席目ともヒットを打つことができました。
–吉岡選手は久しぶりの延命球場だったんじゃないでしょうか。
高校(祐誠高校)のとき以来でした。中学のときにもここで試合をしたことがあります。中高ともこの球場では調子が良かったイメージがあるので、そのイメージを思い浮かべて試合に臨みました。
–今後の意気込みをお願いします
今日の試合の雰囲気、流れを明日の試合にも繋げて、大牟田で2連勝できるように頑張ります。
次回ホームゲームは5月7日(土)、大牟田市延命球場で行われる火の国サラマンダーズ戦です。13時プレイボール。
どの選手に話を聞いても「フェニックスのベンチの雰囲気は明るい」といいます。僅差のゲームで競り勝てる要因のひとつに、この「明るさ」があるような気がします。