2022年1月9日(日)に岡山県倉敷市で行われた、将棋の小学生日本一(高学年・低学年)を決定する大会「大山名人杯争奪 第20回全国小学生 倉敷王将戦」高学年の部で、北九州市立井堀小学校6年・田代 悠貴くんが見事優勝を飾りました。
「大山名人杯争奪 全国小学生倉敷王将戦」は、都道府県単位で行われる予選を勝ち抜いた代表が一堂に会して行われる大会で、春に行われる「小学生将棋名人戦」に並ぶ小学生タイトル戦として定着しています。
過去の優勝者からプロ棋士も多く輩出しており、2011年の第10回大会では、藤井聡太竜王(記事執筆時点)が低学年の部で優勝を飾っています。
昨年の第19回大会は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となり、今回は2年ぶりの開催となりました。
47都道府県・64人の代表が8つのグループに分かれて予選を実施。福岡県代表の田代くんは3連勝で予選を突破し、同日行われた決勝トーナメントに進出しました。
8名で行われた決勝トーナメントでも田代くんは強さを発揮。準々決勝、準決勝と勝ち上がり、決勝では神奈川県代表の4年生・菅谷 武琉くんを97手で破り、見事優勝を決めました。
田代くんが通うのは小倉北区片野の小倉将棋センター。同センターからは2018年に行われた第17回大会・低学年の部で優勝した佐藤 広陸くん(当時小3)に続く2人目の全国大会優勝者となります。
小倉将棋センターでは、将棋好きの大人から明日のプロ棋士を夢見る子どもたちまで、日々多くの人たちが将棋を楽しんでいます。大人向け、子ども・女性向けにそれぞれ初心者教室が設けられているので、興味のある方はぜひお問い合わせください。