北九州下関フェニックス スポンサーインタビュー 小倉ゆめ歯科おとな歯科こども歯科さん

2022年からプロ野球独立リーグ「ヤマエ久野 九州アジアリーグ」に参入した福岡北九州フェニックス(2023年シーズンより北九州下関フェニックス)のスポンサーさんにインタビューしてきました。第1回は小倉北区「小倉ゆめ歯科おとな歯科こども歯科」さんです。山西 喜寛院長にお話をうかがいました。

ーーフェニックスをスポンサードするきっかけをお聞かせください

2021年の夏ぐらいに、北九州にプロ野球チームができると耳にして興味を持ちました。当院が2021年4月に開業して以降、多くの患者さんにご来院いただいていたこともあり、地域に何かお返しすることができないか考えていたところでした。
どうせやるなら大きくやりたいと思い、副院長が球団創設者の堀江貴文さんに連絡をしたところ、球団からご連絡をいただき、まずは2021年秋に行われたトライアウトをスポンサードいたしました。地域にプロ野球チームが定着することが街の活性化につながるといいなと思い、2022年のシーズン、フェニックスのスポンサーになりました。

野球も好きなのですが、それよりも地域の取り組みに参加したいという気持ちのほうが強かったです。昔からあるものにはしがらみも多いと思っていたので、新しいものに関わりたいと思っていました。

ーースポンサーになって良かった点はありますか?

患者さんからスポンサーになっていますねと何度か言われましたが、劇的に何かが起こったというものはないですね。ただ、自分の医院のロゴマークが入ったユニフォームを見ると、チームに貢献できているという気持ちになりとても嬉しいです。

ーー実際に試合をご覧になっていかがでしょうか?

開業2年目に入り勤務医の先生も増え、病院を空けることができるようになったので、セミナーや勉強会に行けるようになり、フェニックスの試合も観戦できました。
やはり生で見ると臨場感が段違いですね。今後、フェニックスが本拠地となる球場を持ったときにはさまざまなイベントができるんじゃないかという可能性を感じました。
一度足を運んでいただければ楽しさを感じられることが分かったので、今年は患者さんにもたくさん見に行ってもらいたいですね。

ーー2023年のシーズン、フェニックスに期待することはありますか?

フェニックスという野球チームが北九州にあることを、市内でもみんなが知っているという状態ではないので、もっと認知度が上がるといいかなと思います。市にどこまで根付くことができるかっていうのが今後の活動のポイントになると思うので。
今年から下関市も本拠地に加わるのですが、北九州市にももっと頑張ってもらいたいと思います。

小倉ゆめ歯科おとな歯科こども歯科 山西 喜寛院長

ーー歯医者さんになる前は会社員だったとお聞きしました

ゼネコンで現場監督をやっていました。
そのときに気づいたことがあります。
自分たちはサラリーマンなのでちょっと体を壊したとしてもサラリーは保障されるんですが、現場の作業員の方は休んだら給料が減るから体調を崩せないし、体を酷使して仕事する必要があるんです。この環境を改善したいと考え、勉強をし直すために仕事を辞めました。31歳のときでした。

その後予備校に通い九州歯科大学に入学しました。予備校時代は結構大変でしたが、大学に入ってしまえば年齢を問わずみんなゼロからのスタートなので、毎日勉強を頑張りました。

卒業後は研修医から勤務医として働いて、そこで身に付けたものや培ってきたものを礎にしてここで開業しました。出身地である奈良で開業しようとも考えたのですが、環境になじんでいたこともあり北九州で開業しました。

ここの物件は1年ぐらい前から目をつけていたんですよ。目の前の通りの交通量も多いですし、高級住宅街と普通の住宅地の境目というのも面白いなと考えこの場所に決めました。

ーー開業して1年8ヶ月経ちましたがいかがでしょうか?

去年の7月半ばくらいまでは休みなしでずっと仕事していましたし、年末年始もゴールデンウィークもお盆もずっと病院を開けていました。
自分の人生をかけてやっているので、自分の体がどうこういう前に、やってやろうと。そういう思いでここまでやってきました。

ーー夜9時までの営業というのは仕事が終わるのが遅い方向けでしょうか?

そうですね。現場監督をやっていた経験から、少しでも遅くまで開けている方が良いと思い、夜9時までの診療としました。
夜9時までとは書いているものの、8時59分に電話をいただいても患者さんを待ちますし、9時を過ぎても診察するときもあります。そうすることで、地域に根づきやすいんじゃないかなと思っているんです。やはり親しみを持ってもらいたいと思うので人情的なところも大切にしたいと思っています。

遅い時間に来るのは仕事帰りの人が多いですね。夕方は子供が多く、午前中はお年寄りが大半です。
夜間の診療はもっと広げたいんですが、スタッフが少ないこともあり、現在は夜だけしか通院できないっていう方を優先的に診るようにしています。

ーー小さな子供も診てもらえるんでしょうか?

「生まれてから看取りまで」というスタンスで診療しています。
お母さんのおなかの中にいる状態からお母さんの口の中を管理していて、産まれた後も年齢に応じて口の中を管理して、最後の看取りの段階まで歯科として関わり合いを持っていけたらいいかなと思っています。人生全てのステージで、歯科医療を提供できるよう考えています。

ーー北九州ってどんな街だと感じていますか?

修羅の国とかいろいろ言われていますけど本当に住みやすいと思いますよ。奈良に比べると都会です。店も近くにもありますし、交通の便もそれなりにいいですし。そんなに不自由がない状態なので、開業するときもさほど気になりませんでした。

ーー今後どういった医院を目指したいと思いますか?

「北九州といえばゆめ歯科」と言われるよう、地域に定着していきたいと思います。

ーーありがとうございました!

小倉ゆめ歯科おとな歯科こども歯科

〒802-0042 福岡県北九州市小倉北区足立3丁目3−24

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