北九州下関フェニックス 選手インタビュー 宮本 貴章選手

宮本 貴章選手プロフィール

守備位置:内野手

生年月日:1997年5月16日

身長:185cm

体重:95kg
右投げ右打ち

福岡県出身
福岡工業大学附属城東高校ー福岡工業大学(中退)ー高知ファイティングドックスー石川ミリオンスターズ

ーー2022年のシーズンを振り返ってみていかがでしょうか?

開幕戦でホームランを打って、滑り出しは良かったんですが、そこからは試合に使ってもらってもなかなか結果を出せなくて、全体的に「悔しい」しかないシーズンでした。チームとしては、メリハリがあってやりやすい雰囲気で1年間楽しかったです。

ーーどのあたりが楽しかったですか?

西岡監督は試合前に「とにかくゲームを楽しんでくれ、勝敗はこっちが受け持つから」と言ってくれるので、楽にゲームに入ることができました。目の前のピッチャーを打てるか打てないかに集中でき、気持ちの面で楽でしたし、みんなで一喜一憂しやすい雰囲気だったので、本当に楽しかったなと思います。

自分の中では野球=喧嘩だったので気持ちで負けたら駄目だと思い、自分にプレッシャーをどんどんかけていたからこれまで苦しかったんだなと思いました。「楽しむ」ことを取り入れたら、打ったときの喜びも今まで以上に大きくなりましたし、みんなで盛り上がることが許されたからこそ、誰かが打ったときにはみんなで喜ぶことができました。それまでは自分の結果で楽しい楽しくないが決まっていましたが、去年は誰かが打って試合に勝ったらそれでいいと思うようになりました。西岡監督からも周りを見て視野を広くするように言われていたので、年下の選手などに気を配りながらプレーするようになりました。

ーー去年のシーズンで印象に残ってる試合はありますか?

下関での大分B-リングス戦でスタメンで出してもらったのですが、打てなかったので、終盤のチャンスで僕のところに西岡監督が代打で出たんです。監督が勝ち越しタイムリーを打ってそのときは嬉しかったんですが、自分がそのまま打席に入らなくてよかったと安心してしまったというか、西岡監督が出て結果的に打ってくれてホッとした自分がいたんです。その日はずっとそのことしか考えられないくらい悔しくて、自分に腹が立ちました。

ーーシーズンオフはどこでどのように過ごしていましたか?

とにかく野球に専念したいと思い、北九州に残って年末は12月30日まで、年明けは5日から練習を始めました。

ーー「今年の宮本さんは違う」と大河選手が話していました

大河はシーズン中からバッティングに関してアドバイスをたくさんくれて、その中で掴んだものも大きかったんです。オフシーズンも一緒に練習しようと誘ってくれたので、その言葉に甘えて一緒に練習をしました。去年より濃いシーズンオフを過ごすことができ、今までの自分にはなかったという状態だと感じているので、実戦が楽しみです。

ーー今シーズンの目標を教えてください

相手に負けないことはもちろんですが、チーム内でも誰にも負けないシーズンにしたいと去年のシーズン終わった瞬間から決めていました。誰よりも結果を出して、試合に出続けることだけに集中しています。

ーー数字的な目標は立てていますか?

特に立てていません。ただ、ラモンとルーカスがいなくなった分、ホームランは自分と高橋駿で打ちたいと思います。打率はそんなに気にしていませんが、打点と得点圏の打率は気にしながら、そこだけプレッシャーを自分にかけるつもりです。
シーズンが終わったときに、あの場面で宮本が打ってたなって思われるようなシーズンにしたいと思います。

ーーフェニックスのファンに一言お願いします

たくさんの人に強い印象を与えるようなプレーを見せたいです。今年は積極的に元気を出していこうと思ってるんで、そこにも注目してください。

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