北九州下関フェニックス 選手インタビュー 金本 享佑選手

金本 享佑選手プロフィール

守備位置:投手

生年月日:1993年3月12日

身長:176cm

体重:73kg
右投げ右打ち

兵庫県出身


育英高校ー中部学院大学ー深谷組ー栃木ゴールデンブレーブスーエイジェック男子硬式野球部

ーー2022年のシーズンを振り返ってみていかがでしょうか?

球団職員として入団したので選手登録の予定は元々なかったのですが、チーム事情もあり2022年の5月に選手登録されました。実際に登板して、野球って重労働なんだなと改めて感じました。1年半から2年ぐらい野球選手として動いていなかったので、思ったほど体が動かなかったです。

ーー昨シーズンで印象に残っている試合はありますか?

球団職員の視点ではやはり開幕戦ですね。まだリーグ戦を1試合も戦っていないチームの開幕戦が雨で中止になっててんやわんやでした。翌日の試合ではお客さんだけではなく、メディアの数も多かったことに驚きました。

ーー選手としてはいかがですか?

選手としては、5月30日にリーグ戦で初めて投げた試合です。

ーー初登板の日は雨でしたよね?

雨はそんなに気にならなかったんですが、ブルペンで準備している途中に肩が痛くなり、ちゃんとトレーニングしないといけないなと思いました。そこからはトレーニングを重ねたので、以前の感覚が戻ってきたと思います。

ーーGMの仕事って主に何をされるんでしょうか

主に選手獲得と選手編成ですね。プロアマ規定に抵触しないように大学のリーグ戦や高校野球を見に行っています。

ーー金本さんから見て今年のフェニックスはいかがでしょうか

ピッチャーは間違いなく良いメンバーが揃いました。去年1年間リーグ戦を戦ったピッチャーは一皮むける時期じゃないでしょうか。
野手に関しては、ラモンと妹尾が抜けた穴をどう埋めていくかというのも大事ですが、そこにとらわれずにしっかりした打線を西岡監督やジョニーヘッドコーチと一緒に作り上げていければいいかなと思ってます。

西岡監督は、去年は「優勝を目指さない」と話しましたが、今年は体制発表会で「優勝を目指す」といいました。それが全てだと思ってます。選手たちはその先にNPBなどの目標を持っているはずですが、チームとしては勝つための野球をしていくので、そのあたりに注目してもらいたいです。

ーー特に注目している選手はいますか?

ピッチャーで1人挙げるとしたら間違いなく大江(海透)ですね。

若い投手なら北見(春介)。伸びしろは抜群だと思ってます。スタートダッシュでは荒巻、大江、豊村には勝てないでしょうが、ピッチャーのやりくりが苦しくなった時期に出てきてくれるといいですね。しっかりとトレーニングを積んで自分の殻が破れるような体になれば、上に上がってくる可能性を十二分に持ってる選手だと思ってます。本人がどれだけここでやり切るかではないでしょうか。

野手に関しては中田(航大)ですね。ぜひ上(NPB)に上がってほしい選手です。

ーー今年はGM、ピッチングコーチ補佐、選手の「3足のわらじ」になりますが、それぞれの目標をお聞きしていいですか?

どの立場でも優勝を目標にしています。

選手としては、僕の出番がないのが一番いいと思ってます。それがピッチングコーチ補佐の仕事でもあるので。僕が選手として頑張らないといけないような状況だと、ピッチングコーチの仕事ができてないことになりますし、それはGMとしてチームを優勝させるためにピッチャーを集めきれていないよいうことにもなるんで。

あとは球団の目標である、球団収益の強化、ファンの拡大、リーグ優勝日本一、選手のNPBへの輩出に向けてしっかりと取り組みたいと思います。

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