【インタビュー】北九州下関フェニックス 霜門佑哉選手

霜門佑哉選手 インタビュー

霜門佑哉選手プロフィール

守備位置:捕手

生年月日:1999年5月14日

身長:175cm

体重:75kg
右投げ左打ち

大阪府出身
岸和田高校ー大阪市立大学

●2023年のシーズンを振り返っていかがでしたか?

自分の実力不足で出場機会をもぎ取れなかった、とても悔しいシーズンでした。

●どのあたりをご自身の課題であると感じましたか?

どの能力というより、守備も打撃も走塁も全部レベルアップする必要があると感じています。

●今シーズンに向けてどのような準備をしてきたかお聞かせください。

主にスローイングです。道さん(中村道大郎選手)が、新チーム発足を見据えて早めに準備に取り組み、帰省した選手、寮に残った選手に対してどのような準備が必要であるかそれぞれ指示をしてくれました。

僕の場合は、火の国サラマンダーズの深草捕手(現・くふうハヤテベンチャーズ)の盗塁を刺す能力を例に挙げ、スローイングを磨いておくように言われたので、ボールの握り替えやステップのタイミングなど、ゼロから組み立て直しています。

●去年と比べてチームの雰囲気はいかがですか?

野手に関しては、あまり新入団選手も多くないので、雰囲気はあまり変わらないような印象はあります。道さん、(平間)隼人さんが中心になっていい雰囲気を作り、僕の思っているフェニックスらしさが残っているなっていう印象です。

●新入団のピッチャーに関してはどのように感じていますか?

ボールを受けていても、フィールディングなどを見ても、トライアウトに合格したり、移籍したりするだけあってレベルの高さを感じています。

それでも大江(海透・現オリックス)や橋爪(海人・現ショウワコーポレーション)さんなど、タイトルを取ったピッチャーが抜けたことは事実なので、そこをバッテリーでどう穴埋めしていくのかを考えています。

●投手陣が入れ替わってまた1からボールを受けるとなると大変そうですね。

ピッチャーの癖というか、タイプもいろいろあると思うんです。バッターに集中してそれに対応して変えていくピッチャーもいれば、自分の投げたいボールを投げていくピッチャーもいます。

新しいピッチャーとコミュニケーションを取るときは、まず今までどういうふうに投げていたかを確認します。

僕は、できればピッチャーによって構え方を変えたいと思っているので、まずは構えてほしい構え方を聞きます。あとは球種ごとの役割、例えば、ストレートを決め球に使うのか、見せ球に使うのか。その2点は結構聞いていると思います。

●今シーズンの目標をお聞かせください。

数値的な目標は立てていないのですが、去年の出場数は9試合だったので、まず試合に出ることです。出場数が増えてくれば、去年わからなかった課題などが出てくると思うので、それを一つずつクリアした先に、次の目標がバチッと決まるんじゃないかなと思っています。まずは、開幕前の期間でいかにスタメンを勝ち取れるようにやっていくか、というのが今見据えている場所ですね。

●フェニックスファンに向けて意気込みをお願いします。

自分の能力を上げて、いっぱい試合に出て、チームの力になればなと思っています。大阪出身ですけど、去年1年間過ごして北九州の街が気に入ったので、自分のプレーで地域の力になりたいと思っています。