◎【北九州下関フェニックス 8-6 宮崎サンシャインズ(2024年9月7日) 北九州市民球場】
前日の勝利で優勝までのマジックを2としたフェニックス。本日、マジック対象チームの大分B-リングスが敗れ、フェニックスが勝利すると、創設3年目にして初の優勝が決まる。
松本直晃監督は、この大事な一戦のマウンド今季11勝をマークしているルーキー左腕・川﨑大輝を送った。
初回を0点に抑えた川﨑だったが、2回に1点、3回に3点を失う。その後持ち直すも、7回に1点を失い降板する。
今日は追う展開となったフェニックス。2回に宮本貴章のタイムリー、4回には薮 怜汰にホームランが飛び出し、サンシャインズをしっかりと追う。
4-6と2点ビハインドで迎えたラッキーセブン、フェニックスは平間隼人のスリーベースと連続四球で一死満塁のチャンスを作る。
打席に立つのは、一年間ヘッドコーチとしてチームをけん引してきた中村道大郎。「ゲッツーだけは避けたい」と打席に入った中村道大郎はうまくライトにフライを打ち上げ、犠牲フライで1点を追加する。
そして8回裏、二死一塁から中田航大が左中間にツーベースを放ち同点に追いつくと、続く横山晴人にもツーベースが飛び出し逆転に成功。さらに4番・和希がライト線にツーベースを放ち1点を追加。8-6と2点リードを奪った。
9回表のマウンドに上がったのは中村総一郎。今日の中村総一郎は直球が走っており、サンシャインズ打線を寄せ付けず。フェニックスがこのまま逃げ切って勝利した。
勝利投手は3番手で登板した行木俊。今季3勝目を挙げた。中村総一郎はリーグトップの14セーブをマークした。
この日、大分B-リングスも勝利したため、マジックは1減って「1」に。
8日の試合で、フェニックスが勝利するか、もしくはB-リングスが1敗または2分けでフェニックスの優勝が決まる。
試合後コメント
宮 崎 013000200 │6
北九州 01030013X │8
【宮崎】 有水龍、力丸泰地、松村章也ー宮下裕悟
【北九州】 川﨑大輝、上田優太、行木俊、中村総一郎ー宮本貴章、藤木貫太
[本塁打]大豊(宮) 薮怜汰(北)
[三塁打] 平間 隼人(北)
[二塁打] 筒井 翔也(宮) 中田 航大(北) 横山 晴人(北) 和希(北)