【北九州下関フェニックス 5x-4 大分B-リングス(2024年3月30日) オーヴィジョンスタジアム下関】
北九州下関フェニックスは30日、オーヴィジョンスタジアム下関で大分B-リングスと対戦。5-4で勝利し開幕3連勝としました。1点を追う9回、一死一、二塁から和希のタイムリー二塁打で同点に追いつくと、続く薮怜汰が左翼へサヨナラ安打を放ち、勝負を決めました。
昨シーズン下関では10勝1敗2分けと圧倒的な強さを誇ったフェニックス。17日に予定されていた大分B-リングス戦が雨で流れ、この日が下関での今季初試合となりました。
2点を追う3回、漁野海人のタイムリー二塁打で1-2と迫りますが、先発・川﨑大輝が追加点を許し1-4とリードを広げられました。しかし5回にフェニックスは中田航大、吉岡翼の連続タイムリーで2点を返し、3-4と食い下がります。
6回以降は松本直晃監督の継投が冴えわたります。元広島東洋カープの行木俊、18歳の秘密兵器・勝野侑晟、タバーレスとつなぎ、大分打線に的を絞らせません。9回には今季開幕戦の勝利投手・大山樹生が登板し、気迫の投球で無失点に抑えました。
9回、先頭打者の中田がこの日4安打目をライト前に運ぶと、3番・平間隼人が四球を選び、一死一、二塁と長打が出ればサヨナラ勝ちのチャンスを迎えます。ここで今季4番に座る和希がタイムリー二塁打を放ち、同点に追いつきます。なおも一死二、三塁とし、打席には薮。この日ノーヒットの薮でしたが、それまでの当たりは悪くなく、サヨナラの期待が高まります。5球目をとらえた薮の打球はレフト前へ。平間が生還し、サヨナラ勝ちを収めました。
昨シーズンに続き、下関の地で強さを見せつけたフェニックス。この勢いを維持し、今季の目標であるリーグ優勝を目指します。
大 分 002020000 │4
北九州 001020002X│5