【福岡北九州フェニックス選手インタビュー】チームのピンチを救う左サイドスロー 北九州市立高校出身・力丸 泰地投手

2022年からプロ野球独立リーグ「ヤマエ久野 九州アジアリーグ」に参戦している福岡北九州フェニックスの選手インタビュー・第5回は力丸 泰地投手(背番号10)。

福岡北九州フェニックス
2021年に創設された福岡県北九州市に本拠地をおくプロ野球チーム。設立者は実業家のホリエモンこと堀江貴文氏。

力丸投手は2000年北九州市生まれ。北九州市立高校から九州総合スポーツカレッジを経て、2022年に福岡北九州フェニックスへ入団しました。貴重な左サイドスローとして、幾度となくチームのピンチを救う投球を見せてくれた力丸投手に話を伺いました。

–開幕して2ヶ月が経ちました。振り返っていかがでしょうか。

力丸投手「キャンプから順調にきて、ここまでいい結果を残せていると思います」

–フェニックスに入団した経緯を教えてください。

力丸投手「北九州市立高校を卒業して、専門学校の九州総合スポーツカレッジに進学しました。ここで野球を2年間やって、上のカテゴリを目指すのが難しければ普通に就職しようと思っていたんですが、2年経ったときに、監督からもう1年やろうと言われ、研修科に進んで野球を続けていました。そこで、2021年5月に福岡北九州フェニックスが設立されると聞いて、地元の球団なのでトライアウトを受けに行こうと思いました」

–開幕戦(3月20日)の登板は緊張しませんでしたか?

力丸投手「お客さんが想像の2倍ぐらい入ってたこともあって、抑えたらかっこいいな、と思っていたんですが、いざマウンドに上がるとガチガチに緊張しました。マウンドに立ってからのことはあまり覚えてないです」

–力丸投手から見てフェニックスってどんなチームですか?

力丸投手「独立リーグって厳しい世界に見えると思うんですが、いい意味でそれを感じることがありません。先輩方が盛り上げてくれるので練習や試合もすごくいい雰囲気で、とてもプレーしやすいなと思っています」

–想像していた独立リーグのチームとは印象が違いましたか?

力丸投手「全然違いました。リーグ内の同期の選手から、『フェニックスは雰囲気がいいね』って言われました」

–フェニックスは明るい雰囲気だと感じます。誰がムードメーカーなんでしょうか?

力丸投手「妹尾さん、中村道大郎さん、宮本さん、尾野さんが盛り上げてくれます。ピッチャーと野手の間の壁もありません」

–投手陣でいちばん年下なんですよね

力丸投手「21歳で、自分がピッチャーでいちばん年下です。独立リーグを経験している北方さんや塩満さん、本村さんたち先輩方にいろいろ教わっています」

–西岡監督ってどんな方なんでしょうか

力丸投手「いい意味で監督らしくない方だと思います。最初は少し怖いのかなと思いましたが、実際に喋ってるととてもフレンドリーな方です。すごく選手思いで、良いときも悪いときも声をかけてくれます」

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