門司港・栄町商店街に「MojiOji(もじおじ)」オープン おじさんを焼く「おじ焼き」を販売

2023年3月10日(金)門司港・栄町商店街に「MOJiOJi(もじおじ)」がオープンしました。

「MOJiOJi」は、門司港のおじさんの様々な魅力をクリエイティブに可視化し、おじさんと門司港の価値・新しいムーブメントを提案するプロジェクト。門司港でゲストハウスを運営する合同会社ポルトを中心に、市内のクリエイターなどが参加しています。

プロジェクトの第1弾は「おじ焼き」。菊池印章堂の菊池正幸(まさゆき)さんをじっくり丁寧に焼き上げました。

「おじ焼き」は、つぶあんとレモン風味のカスタード入りの2種類。実際に食べてみました。

一口目はカリっとした歯ごたえ、この歯ごたえを残しつつ二口目以降はしっとりとした食感が味わえます。

つぶあんには甘さ控えめの北海道産小豆を使用。カスタードには、農薬に頼らず育てられた瀬戸内レモンが皮ごと練り込まれています。口にした瞬間、ほんのりとレモンの香りが。これまでに食べたことのないカスタードクリームです。

店内には、「MOJiOJi」オリジナルグッズや門司港グッズが並べられています。

場所は栄町商店街で洋菓子等を製造・販売していた松栄堂さんの跡。門司港駅からは徒歩8分ほどかかります。

オープン当日は近所に住む方が立ち寄る光景が見られ、3個、5個と買っていく人たちも。「おじ焼き」をお求めになるお客さんの行列が店外にまで伸びていた時間帯もありました。通りすがりに覗いていく方もおり、早くも注目を浴びているようです。

店頭には「おじ」と描かれたちょうちんが。「おじ焼き」と一緒に写真を撮っているお客さんもいました。

「MOJiOJi」は、男気と愛らしさを兼ね備えた門司港の「おじさん」の隠れた魅力を可視化することで、皆さんの潜在意識にある「おじさん」へのポジティブな感情を引き出し、門司港から新しい価値観を提案することを目標にしています。第1弾の菊池正幸さんに続いての第2弾、第3弾も候補者が挙がっているとか。

門司港の観光はどうしても海側が中心になってしまいますが、少し入ったところには昔ながらの雰囲気が多く残っており、「観光」とは異なる「体験」を楽しむことができます。

コミュニティの構築に定評のあるポルトの新しいプロジェクト、今後が楽しみですね。

MOJiOJi メニュー

・おじ焼き+ドリンクセット 500円
・おじ焼き つぶあん 300円
・おじ焼き カスタード レモン風味 ¥300円
・ホットコーヒー 300円
・ありやさんのほうじ茶 300円

MOJiOJiまでのアクセス

住所:〒801-0863 福岡県北九州市門司区栄町3-16

MOJiOJi 公式Instagram