Go Around vol.3 -門司区新門司-

国内外の有名ブランドのプロモーション撮影などを行っている北九州市在住のプロフォトグラファー、栗山喬さんがコンデジひとつを持って街を歩きシャッターを切る企画「Go Around」。読んだ後、きっとあなたも街に出てちょっと散歩したくなるはず!

新年、明けましておめでとうございます。北九州在住のフォトグラファーの栗山です。今回は、門司区新門司からお届けします。

この日は、海を眺めながら朝日でも拝もうかなーと思ってたんですが、残念ながら最後まで曇天のままでした。まあ、それはそれで雰囲気ある写真が撮れたので結果オーライです。ちなみに新門司に行かれる際は車で行くのがオススメです。工場やターミナルなんかが多いので1ブロックが大きくて歩き回るのはちょっと大変。緑地の近くに駐車場もあるので、停めて海の近くを歩くと気持ち良いですよ。

まわりに高いビルとか住宅が無いので空が広い気がします
普段見かけないような植物を見つけると、遠くまで来たなーと感じます

朝日も見えないし絵になるシーンもあんまり見つからないなーと思ってたら、いきなり見つけてしまいました。美しい小さな島。残念ながら島に渡る通路は通行止めだったんですが、島の周りをぐるりと歩いて見て回ることが出来ました。ちかくに立ってた看板によると津村島という名前で、「津村明神」という姫神様が祀られてるらしいです。

遠くに見える船とのバランス
白っぽい岩肌と曇天がなんか合ってる
一本だけ紅葉してて、なんか特別感がありました
島の真ん中に小さな岩山が。なんか神聖でした。
釣鐘岩。今津浦の漁業範囲の基点として、地元の方々の要望でシンボルとして残されたもの(by 現地の看板)
一周すると海との接続部が。やっぱりちゃんと島なんですね。

思いがけず良いスポットが見つけられて大満足のまま、ちかくのフェリーターミナルにも寄ってみました。なかなか普段フェリーを利用することないので、間近で大きな船見てみたいなーと思いまして。

フェリーが大き過ぎて車が小さく見えますね。トミカのスケール感。
たまにはフェリーに乗って船旅するのも良いかも
知ってました?阪九フェリーターミナルめちゃカッコいいですよ
由緒正しいお寺か。ゲームに出てくるダンジョンか。
曇天の光で浮かび上がる赤。

という感じで、美しい小島や、まるで由緒正しいお寺のようなフェリーターミナルと、行く前には予想もしてなかった風景に出会えた1日でした。ぜひ皆さんも一度、門司区新門司へ出かけてみては。それでは、また次の記事でお会いしましょう。

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