福岡を拠点に活動する劇団 FOURTEEN PLUS 14+（フォーティーンプラス） が、第19回公演として 『鉄柵』 を上演する。
本作は、福岡市文学賞を受賞したFOURTEEN PLUS 14+劇団員・かるべまさひろ氏の詩集『ハイパーファミリー』に収録された「鉄柵」を原作とし、FOURTEEN PLUS 14+の脚本家・中嶋さと氏が構成・演出を手掛ける意欲作だ。
本公演は拠点である福岡市のほか、隣県の主要都市・熊本市でも公演を行ない、熊本公演では、「九州戯曲賞」「せんだい短編戯曲賞」の受賞もある熊本在住の劇作家で、当劇団への脚本提供もあり縁のある、川津羊太郎氏をゲストに迎え、中嶋・かるべと共にアフタートークを行う。
2008年に結成し、福岡市を拠点に活動。演出・中嶋の持つ創作テーマを元にクリエイションを続ける。
2009年、演出コンクール「FFAC創作コンペティション」にて最優秀作品賞と観客賞をＷ受賞。
2013年より日韓共同製作や韓国での公演を開始。
2022年からは「きこえに関係なく楽しむことができる」作品づくりにも取り組んでいる。
原作：かるべまさひろ「鉄柵」（第53回福岡市文学賞受賞 詩集『ハイパーファミリー』より）
脚本：中嶋さと、かるべまさひろ
演出：中嶋さと
2072年、「カイト」はニコラびと区域内の病院で目を覚ます。事故の後遺症で記憶の一部を失ったカイトは、民俗学研究者の「有川」に連れられ、彼の研究対象である親子たちと共にあてのない旅に出る。
数ヶ月後、口論の後、一人夜風に吹かれていたカイトの脳裏に、失った記憶の断片が浮かぶ。気がつくと、そこは「混沌の大地」と呼ばれる立ち入り禁止区域で、どこまでも続く「柵」があった。
柵の向こうから、テム人国に住む「キョーへー」が話しかけてくる。
「一緒にお花畑を作らないか？」
福岡公演
日時：
2025年3月1日（土）13:00＊ 残席僅か／18:30
2025年3月2日（日）13:00 完売／17:00
※開場は開演の30分前
※未就学児の入場はご遠慮ください
＊3月1日（土）13:00の回、18:30の回で、開演1時間前より脚本の貸出を行います（要事前申し込み）。一部のお席で脚本を読みながらご観劇いただけます。詳しくはメールにてお問い合わせください。
会場：福岡市美術館ミュージアムホール（福岡市中央区大濠公園1-6）
熊本公演
日時：
2025年3月9日（日）13:00＊／17:00
※開場は開演の30分前※未就学児の入場はご遠慮ください
＊3月9日（日）13:00の回の終演後、劇作家・川津羊太郎氏をゲストに迎え、演出の中嶋さと氏、原作のかるべまさひろと氏のトークイベントを開催します。
会場：市民会館シアーズホーム夢ホール 大会議室［小ホール］（熊本市中央区桜町1-3）
【制作協力】藤友里江、酒井絵莉子（くまもと演タメ学園生徒会）
料金（全席自由席）：
一般前売：3,000円（当日：3,500円）
U25（25歳以下）前売：2,000円（当日：2,500円） ※U25の方は、入場時に身分証明書をご提示ください
グループ割引：
3名：7,500円
4名：10,000円
5名：12,500円 ※事前予約のみ、グループ全員が同日時にご観劇の場合適用
ソワレ特典：各日夜公演（3月1日18:30、3月2日17:00、3月9日17:00）をご観劇のお客様には、田中千智氏が描き下ろしたフライヤーの絵が印刷された公演限定ポストカードをプレゼントいたします。
チケット発売開始：2024年12月21日（土）10:00～
販売方法：
チケットぴあ（Pコード：531-066）
CoRichチケット！
出演者
中嶋さと（3月2日、9日出演）
村上差斗志
美和哲三（3月2日出演）
苅部将大（3月9日出演）
結城なつ
上条拳斗
古澤大輔
狸海
大隅果歩
（以上、14+）
杉山英美
関岡マーク（3月1日出演）
野上まり［福岡ろう劇団博多］（3月1日出演）
スタッフ
照明・舞台監督: 岡田一志（good Light)
照明操作：中村京（good Light)
音楽：苅部将大
音響: 諫山和重（ride on CLAPS）
振付: 百田彩乃（だーのだんす）
衣裳: フルタニチエコ
大道具: 中島信和（兄弟船）
宣伝美術（絵画）: 田中千智
宣伝写真: 46 ファクトリー
宣伝デザイン：藤村柚夏
制作: 泰川美喜、村上差斗志、みっち
企画：FOURTEEN PLUS 14+
主催：スターリーシアター株式会社 FOURTEEN PLUS 14+
助成：芸術文化振興基金助成事業
劇団 FOURTEEN PLUS 14+ 公式サイト：https://www.fourteen-plus.com/
