バナナ姫ルナの“中の人”井上純子が若戸大橋エリアに行ってみた!

バナナ姫ルナ」として北九州市のPR活動を精力的に行っている北九州市職員の井上純子さんのエッセイがキタキュースタイルに初登場。第1弾は思い出のスポット・若松をご紹介していただきました。

皆さま、こんにちは~。

今回は最近ライトアップで話題となっている若戸大橋エリアをご紹介します。

私はキャラクター(バナナ姫ルナ)のイメージから門司港出身と思われることが多いのですが、実は若松出身なんです。高校卒業まで過ごしていた若松は私の思い出のスポットです。

若松の景色は十数年前から変わらず、懐かしさを感じていましたが、最近では変わらないレトロな魅力が再発見され、インスタ映えスポットとして女子の人気が高まっています。

まずは若戸渡船へ。

名前のとおり、若松区と戸畑区の間を結ぶ渡船で、若戸大橋の真下を行き来する3分間クルーズといった趣を持つ、若松区民にとって貴重な交通手段です。船で行き来することで、若松区は「島」であると勘違いされることがありますが、「島」ではなく「半島」です。

私は高校生のときに毎日この渡船を使って若松区から八幡高校に通学していたのですが、友人から「島に住んでいるの!?」と驚かれて、私もその質問に驚いたことを覚えています。

見た目はとってもレトロ。映画のロケに使われることも多く、学生時代から当たり前だった景色が貴重だったと大人になって感じました。

潮の香りを感じることも、風が強い日には船止まらないかな?と心配してみることも、今となってはとても懐かしいです。

ほら。船から若戸大橋と海を背景に入れるとインスタ映えばっちりです。

料金は大人100円。子供50円。「安~い」と感じるかもしれませんが、私が子供のときは大人20円で子供10円でした。通学定期については十数年前から変わらず、3か月で1,750円と家計に優しいままです。

2つ目は、若松に到着すぐ目の前にある「上野海運ビル」。

1913年(大正2年)に建てられ、現在は国の有形文化財となっている歴史的建築物です。

特におすすめなのはこの吹き抜け廊下。私はこの非現実感がすごく好きです。

使っている材質は建築当時のままで、当時には珍しいドイツからの材料が使用されたといわれており、若松が他地域よりもいち早く繁栄していたことが分かります。

階段や手すりの木の質感や、歩くときしむ感じがとても歴史を感じさせます。

このビルは現在、貸しテナントビルとして活用され、雑貨屋やカフェもあって、隠れ人気スポットになってきています。

3つ目は、渡船乗り場から徒歩2分の「ねこのじテラス」。

こちらは、1階がカフェで2階が雑貨屋となっている、女性やカップルに人気の場所です。

今回はこちらのカフェ「キッサネコノジ」へ。

名前のとおり、猫ちゃんがいました。癒されます。

ここのカフェでおすすめなのはカウンター席。内装が落ち着いたナチュラル系で、洞海湾を眺めることができます。

なんだかホッとする空間。

今回はカフェオレとシナモンシュガートーストを注文。ちなみに、夏場の人気メニューは鮮やかなサワーです。

カップが可愛くてポイント高いです。トーストはシュガーの甘さ控えめで、サクッふわっモチっとした食感で、ベツバラです。このパンだけ買って帰りたいな…という感じです。

そして、日も暮れてきたので外へ。

道沿いのガス塔デザインの街灯がともり、旧古河鉱業ビルも夜間照明でより魅力的に…

私の目線の先にはもちろん、今回主役の若戸大橋。

ライトアップされることで、昼間のレトロな雰囲気から、より赤く、海まで赤く輝くほど、美しい若戸大橋になっています。

海岸から見る夜景も魅力的ですが、私のおすすめは小倉から洞海湾を往復する工場夜景クルーズ。ライトアップされた若戸大橋の真下をくぐっていきますので、工場夜景にプラスして北九州の夜景を楽しめますよ☆

北九州工場夜景クルーズはこちら

皆さん、魅力たっぷりの北九州市に、おいでっちゃ♪

▼バナナ姫ルナの最新情報は「井上純子の バナナ姫ルナ オフィシャルサイト」で!!